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汕頭駅

中国の鉄道駅 ウィキペディアから

汕頭駅
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汕頭駅は、中国広東省汕頭市龍湖区に位置する、梅仙線中国語版の駅である。 この駅は現在、中国鉄路広州局集団公司の管轄下にある一等駅であり、旅客業務を扱っている。

概要 汕頭駅, 所在地 ...
概要 汕頭駅, 各種表記 ...

歴史

開業初期

汕頭駅は梅汕線の終点として1993年12月28日に着工し、1995年12月28日の同路線の開通に伴い旅客営業を開始した。その後1997年11月18日には西口駅舎の供用が開始された[1][2]。 開業当初は大変混雑していたが、高速道路網の整備により、2000年以降は一時利用客数が減少傾向にあった[3]

CRH型電車列車の運用開始

2006年に廈深線が計画された際、当駅から廈深線の本線までを繋ぐ連絡線が計画された。 この計画は2013年9月6日に承認され[4][5]、2015年5月10日に正式に建設工事が開始された[6]。同時に、駅構内の電化とホーム改修が行われた[7]。 2018年12月31日にこれらの事業が完了し、汕頭駅から広州東・深圳へ向かうCRH型列車が新たに運行を開始した。2019年5月には、更なる駅の改修事業が始まり、既存のホームを嵩上げすると同時に、駅舎とホームを結ぶ新しい跨線橋を建設する工事が行われた[8]

新駅舎建設

旅客需要増加に伴い、2022年からは新たに東口駅舎の建設が始まった[9]。1期目の工事では東口駅舎である新たな駅ビルの建設、2期目の工事では既存の西口駅舎の改装と増築、東西の駅舎の連結が行われた[10]。 東口駅舎は2024年1月に構造躯体が完成、6月には外装工事が完了し[11]、同年9月20日から供用が開始された[12]

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駅構造

西口駅舎

1997年供用開始。駅舎の高さは45mであり、駅施設のほか、ショッピングモールやオフィスビル、ホテルなども併設されている[13]。 切符売り場は駅東側にあり、5つの有人窓口と8台の券売機が設置されている[14]。待合室は広さ3000m²で400席のベンチが完備されており、その他特別な待合室もある[15]。 西口駅舎に隣接するホームは2面4線であり、ホームと待合室の間は地下道で接続されている[16]

東口駅舎

2024年9月20日に供用が開始された。ホームは11面24線であり、梅仙線の列車が発着する4面10線の他、開業予定である甬広高速鉄道中国語版に4面9線、粤東都市間鉄道中国語版に3面5線が割り当てられている[17]

運行状況

2025年1月5日現在、汕頭駅からは広州、深圳、湛江といった省内主要都市へ向かう列車の他、香港、武漢、張家界、桂林、南昌、杭州、寧波といった各地へ向かう列車が設定されている[18]。 当駅と広州の間は高速列車で2時間から3時間程度[19]、深圳との間は2時間程度である[20]。2025年の春節旅行期間中、汕頭駅の旅客の流れは増加し続け、1月25日に到着した乗客数は38,900人、2月4日に乗客数は51,000人で、駅の開業以来最高となった[21]


関連項目

参考資料

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