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江戸に現れたキングコング
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『江戸に現れたキングコング』(えどにあらわれたキングコング)は、1938年3月18日に公開された日本映画[1][2]。熊谷草弥監督、全勝キネマ製作。タイトルは単に『キング・コング』としている資料もある。
概要
1933年に公開された『キング・コング』を思わせる怪猿が登場する時代活劇で、全勝キネマの「三週年記念超特作」として制作された。本作は「邦画史上初めて巨大な怪獣が登場する映画なのでは?」と言われたこともあったが、劇中の「キングコング」(類人猿)はあくまで等身大であるとされており、適当ではない[3]。しかし、この類人猿の造形とスーツアクターを後に多くの特撮作品を手掛けた大橋史典(樺山龍之介)が担当していることもあり[4]、「日本の怪獣映画の前史」といわれることもある。また、海外の怪獣ファンの間でも一定の知名度がある。現在原版は所在不明であり、視聴できない状態にある。
スタッフ
- 監督:熊谷草弥
- 脚本:青山大乗
- 撮影:奥田陽蔵
キャスト
- 郷孫之丞:松本栄三郎
- キングコング:大橋史典
- 鳥羽兵衛:市川礼三郎
- 千浪:美島麗子
- 傴僂男黒阿弥:尾形章二郎
- 井上銀兵衛:毛利三四郎
- 河崎譲:高島登
- 瀬川琴之助:社恵之助
- 中沢新十郎:多賀新
- 東鉄三郎:芝笑太郎
- 松平伊豆守:日疋龍太郎
- 炭屋の番頭:松平圭介
- 醤油屋の番頭:吉井菊太郎
- 米屋の丁稚:実川童
備考
2012年よりYoutubeに本作の断片とされる映像が投稿されたが、これは1977年公開のイタリア映画『雪男イエティ』を元にしたフェイクだったことが解っている[5]。
脚注
参考文献
外部リンク
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