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海蔵寺 (土浦市)

茨城県土浦市にある寺院 ウィキペディアから

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海蔵寺(かいぞうじ)は、茨城県土浦市沖宿町にある曹洞宗の寺院。山号は宝珠山。

概要 海蔵寺, 所在地 ...

由緒

常陸小田氏9代目当主とされる、小田治朝が菩提寺として建立したとされる。応永年間(1394年 - 1427年)に創建されており、創建当時は現在の境内の背後にある台地上にあった。文禄年間(1592年 - 1595年)に現在地に移転した。創建時の宗派は明らかになっていない[1]

移転前の境内の場所は、当寺が管理する墓地となっており、開基である小田治朝の墓所もある。治朝の戒名は「海蔵寺殿義山尊玄大居士」。

文化財

県指定文化財

大般若波羅密多経
元は巻物の教本で601巻あった[2]。それを江戸時代に織本仕立てにした。その後一部が散逸し、現在は391帖が残っている。あとがきに「承安五年」(1175年)とある。もとは沖宿町内の「鹿島神社」にありそこから「神宮寺」に移されたが、廃寺となったため当寺に移されたとされている。
木造 阿弥陀如来坐像
制作時期は鎌倉時代、頭部補修前の像高は70.1 cm[3]。頭部の肉髻(にっけい)が欠けていたが近年補修が進み、像高は高くなっている。彫は深い運慶様式。

市指定文化財

小田治朝の墓所
前述の、当寺開基の小田治朝の墓所。

脚注

関連項目

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