トップQs
タイムライン
チャット
視点
涙をとどけて (スティーヴィー・ワンダーの曲)
ウィキペディアから
Remove ads
「涙をとどけて」(Signed,Sealed,Delivered I'm Yours) は、アメリカ合衆国のシンガーソングライターであるスティーヴィー・ワンダーが1970年に発表した楽曲。
Remove ads
解説
この曲はスティーヴィーとその母親のルーラ、リー・ギャレットとシリータ・ライトとの合作である。
ギャレットとスティーヴィーとは初期のモータウンのツアーで、フィラデルフィアで知り合って以来の親友であり、ギャレットも生まれつきの盲目で、1963年にフィラデルフィアに居を構えてから、当地のミュージシャンに興味を持っていた。スティーヴィー同様、ユーモアやいたずら好きなところがあり、ともに盲目の黒人ミュージシャンとして、取り違える人が多かったようである。のちにフィラデルフィアのディスクジョッキーになり、1967年にはデトロイトのFM局WGPRに移り、スティーヴィーと再会している。
シリータ・ライトは、歌手になることを夢見つつ、モータウンで秘書を勤めており、スティーヴィーは彼女のことが気に入り、彼がモータウンのグループを実験的ベースでプロデュースした際に、リタ・ライトのペンネームで彼女を起用している。スティーヴィーは彼らを自宅に呼び、この曲を共作したわけである。
曲はエレクトリック・シタールで始まり、それから下降し、スティーヴィーの短い叫び、警笛のようなサキソフォンやトランペット、女性グループによる軽いバックコーラスと競うようなヴォーカルへと繋がってゆく。
この曲はスマッシュヒットとなり、同じメンバーで同年スピナーズに書いた「イッツ・ア・シェイム」に加えて、スティーヴィーの才覚を決定的なものにしている[1]。
『ローリング・ストーン』誌が選ぶ最も偉大な500曲において、203位にランクされている[2]。
Remove ads
チャート
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads