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深瀬記念視覚芸術保存基金

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概要

深瀬記念視覚芸術保存基金(ふかせきねん しかくげいじゅつほぞんききん)は、深瀬鋭一郎が1998年に個人で設立し、運営する任意団体。 深瀬鋭一郎の父 深瀬鋭次郎が経営に携わった企業による芸術支援・作品収蔵活動のうち、視覚芸術の支援・作品収蔵活動部分を私的活動として拡大・継続することを企図して設置されたもの[1]

日本の現代美術を中心に、芸術支援を目的とした現代美術の収蔵・貸出・企画・運営を行っている。

主な収蔵活動

壊れやすい、重要性がその時点では広く認識されてはいないなど、様々な理由から公的収蔵までに時間がかかると考えられる現代美術作品を収蔵・保管するとともに、それらの作品を国内外の展示希望に応じて貸出・展示している(「主な展示活動」の項を参照[2])。

特に、2014年9月3日に閉館した清里現代美術館の旧蔵品を含む、世界10カ国にわたるフルクサス参加アーティストやサポーター、エディションメーカーや音楽レーベル、美術館・図書館の旧蔵作品・蔵書を継承し、アジア・パシフィック地域で最大のフルクサス・コレクションを収蔵している。

主な展示活動

1998年 Your Rapture Machine - あなたをしあわせにするしくみ(港区南青山4丁目)

2001年 青山路上パイ投げ大会(渋谷区神宮前路上)

2001年 人面犬研究所-ドッグメ~ン-(メゾンリベラール)、人面犬研究所開設キャンペーン(パシフィコ横浜)

2005年 しんげんち -Ground Zero Paintings- 阪神大震災10周年の記録(SPICA art、青山)

2005年 ダンボールに描く夢 ₋新宿地下道ダンボール絵画の記録₋(新宿区柏木地域センター、東京都庁第1本庁舎展望室)

2005年 昭和40年会 七人も侍(40×40プロジェクト)(広島市現代美術館)

2006年 三つの個展 伊藤存×今村源×須田悦弘(国立国際美術館)

2006年 芸術は地球を救う ─Earthday Tokyo 2006 おはなしの森(代々木公園)

2007年 風景 ーEcological Landscapes 深瀬記念視覚芸術保存基金の収蔵作品から(coexist、赤坂)

2007年 旧中工場アートプロジェクト - Hiroshima Art Project 2007(旧中工場プラットホーム、広島市中区吉島学区・吉島東学区各所、旧日本銀行広島支店)

2008年 芸術 ― 意思と行為と展覧の間に(モンブラン国際文化賞受賞記念展、綱町三井倶楽部)

2010年 上海国際博覧会 ー未来にツナガル街、人、友情(園区沿江景観帯、復旦大学上海視覚芸術学院、華東師範大学、上海市内ギャラリー)

2016-2017年 宮島達男 Connect with Everything(オーストラリア現代美術館(MCA)、シドニー)

2022年 MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd(東京都現代美術館)

2023-2024年 アウト・オブ・バウンズ フルクサスと日本人女性芸術家たち (ジャパン・ソサエティー、ニューヨーク)

2025年 斉藤陽子×あそぶミュージアム(鯖江市まなべの館)

2025年 追悼 斉藤陽子展 それでは、後で会いましょう Dunque ci vediamo dopo, allora(鯖江市まなべの館)

その他

  • 1998~2006年には港区南青山、2006年以降は中央区新富町に事務所を設置していたが、当該事務所の建物用地が首都高速道路拡幅のため収用されることとなり、現在の仮事務所に移転。
  • 新型コロナウィルス等に伴う休止からの活動再開にあたって、WordPressによる公式サイトの内容が古くなったため、当該サイトを再利用するのではなく、旧ブログを(仮)公式サイトとして運用。

参照資料

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