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渡辺延志

日本のジャーナリスト ウィキペディアから

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渡辺 延志(わたなべ のぶゆき、1955年 - )は、日本のジャーナリスト[1][2]ノンフィクション作家[3]。歴史認識や歴史をめぐる謎を主なテーマとしている[1]

概要 渡辺 延志(わたなべ のぶゆき), 生誕 ...

著書に『歴史認識 日韓の溝』『関東大震災「虐殺否定」の真相』『日清日露戦史の真実』『虚妄の三国同盟』『軍事機密費』『関東大震災虐殺の謎を解く』などがある。

来歴

福島県に生まれる[1]早稲田大学政治経済学部卒業[1]

朝日新聞社に記者として勤務し、三内丸山遺跡の出現、中国・西安の遣唐使墓誌発見、千葉・加曽利貝塚再評価、神奈川県の日本最古キリシタン信仰画の確認などの報道を担当[1][4]

2013年、「松岡外交」の舞台裏とその内実を描いた『虚妄の三国同盟 : 発掘・日米開戦前夜外交秘史』を上梓した。

2015年10月から、朝日新聞神奈川版で「神奈川の記憶」を連載した[5]。これに関連し、2018年11月から2019年1月に横浜市歴史博物館で「神奈川の記憶――歴史を見つめる新聞記者の視点」と題した企画展が開催された[6][7]

2018年に朝日新聞を退職、退職後も歴史や現代の日韓問題、関東大震災を巡る研究・著作を続けている[1][4]

受賞

2021年、『歴史認識 日韓の溝』(ちくま新書)で第27回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞[8][9][10]

著書

単著

  • 『虚妄の三国同盟 : 発掘・日米開戦前夜外交秘史』岩波書店、2013年
  • 『軍事機密費 : GHQ特命捜査ファイル』岩波書店、2018年
  • 『神奈川の記憶』有隣堂、2018年11月
  • 『歴史認識 日韓の溝 : 分かり合えないのはなぜか』筑摩書房、2021年4月
  • 関東大震災「虐殺否定」の真相 : ハーバード大学教授の論拠を検証する』筑摩書房、2021年
  • 『日清・日露戦史の真実 : 『坂の上の雲』と日本人の歴史観』筑摩書房、2022年7月
  • 『関東大震災虐殺の謎を解く : なぜ発生し忘却されたのか』筑摩書房、2025年7月

共著

論文

  • 「新聞記者から見る歴史像の現在」(『歴史評論』2011年2月号)
  • 731部隊 : 埋もれていた細菌戦の研究報告」(『世界』2012年5月号)

ほか

出演

ラジオ

脚注

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