トップQs
タイムライン
チャット
視点
漆の実のみのる国
ウィキペディアから
Remove ads
『漆の実のみのる国』(うるしのみのみのるくに)は、藤沢周平による長編小説。
雑誌『文藝春秋』1994年1月号から連載され、1996年4月号を最後に病気療養のため中断。同年7月に病院より一時帰宅した際に執筆された結末部(原稿用紙6枚分)が作者の死後、『文藝春秋』1997年3月号に「最終回」(遺稿)として掲載され、これが絶筆作品となった。1997年5月に単行本が文藝春秋から刊行された。
あらすじ
江戸時代中期、上杉重定の治世。米沢藩は貧窮し、政治は重定の寵臣森平右衛門の独裁状態にあった。江戸家老竹俣当綱は森を暗殺するが、重定は悪政を続ける。その後、治憲(後の鷹山)が藩主となり、竹俣らを重用した大改革を始め、七家騒動、天明の飢饉などを経ながら藩財政を再建していく。
主な登場人物
上杉家
治憲の近臣
反改革派
- 藁科立沢:医師、七家騒動の教唆によって打ち首
七重臣
改革の反対派。七家騒動を引き起こす。
その他
- 森平右衛門:重定の寵臣、竹俣らに斬殺される
治憲の師
Remove ads
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads