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無声口蓋垂鼻音
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無声口蓋垂鼻音は、いくつかの言語において用いられる、稀な種類の子音である。この音を表す国際音声記号の記号は⟨ɴ̥⟩であり、有声音の口蓋垂鼻音を表す文字と、無声音を示すダイアクリティカルマークとを組み合わせたものである。
特徴
無声口蓋垂鼻音の特徴は以下の通り:
Template:Uvular
存在
無声前口蓋垂鼻音
ホピ語のMishongnovi方言には、無声音の前口蓋垂鼻音も存在する。これは、典型的な無声口蓋垂鼻音の調音位置と比べてやや前方で調音されるが、典型的な無声軟口蓋鼻音ほど前方ではない。国際音声記号にはこの音を表す独立した記号は存在しないが、⟨ɴ̟̊⟩(前寄りの⟨ɴ̥⟩)または⟨ŋ̠̊⟩(後寄りの⟨ŋ̊⟩)として転写することができる。
特徴
Template:Pre-uvular
- 発声は無声であり、これは声帯の振動を伴わずに生み出されることを意味する。
- 鼻音であり、これは空気がもっぱら鼻を通って(鼻腔閉鎖音)、あるいは口からだけでなく鼻からも抜けることが出来ることを意味する。
- 中線音であり、これは舌の側面ではなく、中央に沿って気流を導くことによって生み出されることを意味する。
- 気流機構は肺臓的であり、これは、ほとんどの音と同様に、肺と横隔膜だけで空気を押すことによって調音されることを意味する。
関連項目
参照文献
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