トップQs
タイムライン
チャット
視点
現改訳聖書
ウィキペディアから
Remove ads
現改訳聖書(げんかいやくせいしょ)は、日本聖書出版会が刊行する予定の日本語の翻訳聖書。奥山実が中心となっている聖霊派の聖書翻訳である。
2017年7月時点で「発売は、早くて2018年末、もしくは2019年頭になる見通し」[1]とのアナウンスがあったが、2023年4月、なお制作中である旨の発表がされた[2]。
底本
新約聖書の底本はビザンチン・テキストを用いる。これは、欽定訳聖書が底本にしているものであるが、近年の翻訳が底本とするのはほとんどがネストレ・アーラントである。旧約聖書の底本は他の翻訳と同じくビブリア・ヘブライカを用いる。
特徴
奥山は他の翻訳聖書に進化論の影響があるので、その影響を翻訳から除かなければならないとする。またエキュメニズムの世界教会協議会(WCC)らは悪霊宗教であるニューエイジの影響を受けているため、イエス・キリストを悪魔、サタンであるルシファーと同一視する事例が見られる[3][4]。今日では公然とルシファー礼拝を行うグループもあるため、イザヤ書14章12節をルシファーと訳さなければならず、ここにも現改訳の意義があるとしている[5]。
マルコの福音書16章9-20節が括弧付けにされることがあるのは、学問的根拠からではなく、聖霊派の力の伝道を否定するためであるとし、『ディアテッサロン』(170年頃)にこの聖句が含まれていると指摘する[6]。
役員
脚注
参考文献
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads