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田小屋野貝塚

青森県つがる市にある縄文時代の遺跡 ウィキペディアから

田小屋野貝塚map
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田小屋野貝塚(たごやのかいづか)は、青森県つがる市木造にある、縄文時代前期から中期の貝塚遺跡[2]1944年昭和19年)6月26日に国の史跡に指定されている。指定面積は約1万4千平方メートル。また2021年令和3年)には「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に登録された。

概要 所在地, 座標 ...
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概要

青森県西部、津軽半島岩木川左岸の標高10メートルから15メートル程度の丘陵東南端部に立地する[1]

1928年(昭和3年)に中谷治宇二郎今井冨士雄発掘調査を実施した。また1990年(平成2年)と1993年(平成5年)に県立郷士館が発掘調査し、1棟の竪穴建物跡を検出している[3]日本海側にある貝塚は、田小屋野貝塚を含めても数が少ない。縄文時代前期から中期の円筒土器や、それに続く土器石器石製品土製品骨角器貝輪などが出土している。ヤマトシジミイシガイなどの貝類を中心に、魚類や鳥類、哺乳類などの骨が出土しており、ベンケイガイは特に出土数が多く、その数は60点ほど。一説によれば、ここで作られたベンケイガイの貝輪は、北海道に持ち込まれた。

ギャラリー

場所

  • 所在地:つがる市木造館岡田小屋野[3]
  • アクセス:JR五能線五所川原駅から弘南バス「田小屋野」下車後、徒歩5分ほど。

出典

外部リンク

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