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知夫里島
島根県、隠岐諸島にある島 ウィキペディアから
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知夫里島(ちぶりじま[3])は、日本の隠岐諸島に属する島の一つ。隠岐4島の中で最も南に位置している。島根県内唯一の村である隠岐郡知夫村の主島であり、村役場が置かれている。
概要
西ノ島(西ノ島町)、中ノ島(海士町)と共に隠岐諸島西部の
主要産業は、水産、畜産、観光業である[4]。
人口は約620人(2022年1月時点)[5]で、島後を含む隠岐諸島の有人島4島の中では最も人口が少ない。しかし、島留学や定住支援、子育て支援に力を入れたことで、2018年に全国1位の人口増加率となっている[4]。
地勢
動植物
動物
知夫里島に生息する代表的な動物は牛、馬、タヌキである[8]。知夫里島には隠岐諸島で唯一タヌキが生息し、2,000匹以上と推測されている[8]。最初のタヌキ2匹は人為的に知夫里島に連れて来られた[8]。赤ハゲ山周辺では牛のそばをタヌキが歩いていたり、寝ていたりする風景も見られる[8]。
- 赤ハゲ山で草を食む牛
- 知夫里島のタヌキ
植物

北限植物
絶滅危惧種

その他植物
- オオキツネノカミソリ(ヒガンバナ科クサスギカズラ目)
- 知夫の赤ハゲ山にあるものは全て本変種とされ、中腹に数カ所と麓に少々点在するとされる[14]。
- 野ダイコン(ハマダイコン)
- 赤ハゲ山に群生地があり、4月に見ごろを迎える[15]。
- オキタンポポ
- 主に林縁や草原に生育している[16]。
- 赤ハゲ山のオオキツネノカミソリ
- 赤ハゲ山に咲く野ダイコン
- オキタンポポ
交通

2015年撮影の11枚を合成作成。
本土の七類港(島根県松江市)からの知夫里島来居港への直行便は朝の1便のみで、それ以外の便は西郷港(島後・隠岐の島町)や別府港(西ノ島町)、菱浦港(海士町)を経由する。 知夫里島来居港から本土へは境港(鳥取県境港市)への直行便はあるが、七類港への直行便は無く、来居港から隠岐観光・島前町村組合の島前内航船で別府港または菱浦港まで渡り、フェリーや超高速船ジェットホイールに乗り換える。
空路の場合は、知夫里島へは、米子鬼太郎空港(鳥取県)から七類港発の隠岐汽船フェリー利用が最短での上陸となる。島後の隠岐空港から西郷港へ行き、隠岐汽船で別府港か菱浦港(海士町)を経由して島前内航船に乗り換えることもできる。
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文化・暮らし
主な催事
- 野だいこん祭
- 知夫里島どっさり祭
蛇巻き ()- 村内7つの集落にある荒神さんとよばれる社のそばの木に巻き付けてある藁で作られた蛇。蛇は豊作の神様として、また、邪悪なものを防ぐ神様とされている[17]。
- 一宮神社例大祭
皆一踊り ()- さざえつかみ取り大会[20]
- お大師参り
- 蘇民将来
- 知夫村の蛇巻き
- 一宮神社例大祭の様子
- 皆一踊りの様子
- お大師参り(河井の地蔵さん前)
- お大師参り(来居地区)
- 蘇民将来の立て札
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観光名所
- 知夫赤壁
- 赤ハゲ山[1](アカハゲ山[2])
名垣 ()島津島 ()- 知夫里島からお松橋を渡ることでアクセス可能な無人島。渡津神社、白壁を有する[28]。
白壁 ()[28]- 白色の岩脈(粗面岩)により形成された岸壁[28]。
天佐志比古命神社 ()- 渡津神社[28]
- 松養寺
- 河井の湧き水
- 知夫里島灯台
- 赤壁遊覧船から見る知夫赤壁
- 展望台から見る知夫赤壁
- 赤ハゲ山山頂から望む島前カルデラ
- 赤ハゲ山の名垣
- 島津島
- 白壁
- 一宮神社の拝殿
- 渡津神社
- 松養寺庭園
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知夫里島に属する周辺の無人島
- 神島と御鳥居島
- 浅島
- 大波加島
脚注
参考文献
外部リンク
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