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砂
砕屑物で礫より小さく泥より大きい物 ウィキペディアから
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砂(すな、英: sand[1])は、砕屑物のうち、礫とシルトの中間(粒径が2 ミリメートル (mm) - 1/16 mm (62.5マイクロメートル (µm)) の粒子)のものをいう[2]。岩石が風化・侵食・運搬される過程で生じた岩片や鉱物片などの砕屑物(砕屑性堆積物)から構成され、サンゴ・貝殻などの石灰質の化石片を含むこともある。砂漠、河川の下流、河口、海岸、海底など、様々な堆積環境下で観察される。
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また、岩石を人工的手段で破砕した破砕物のうち、上記定義に該当する粒度のものを指す場合もある。
分類
地質学の分野においては、砂は粒度、構成鉱物、円摩度、成因、堆積環境等で分類される。
粒径による分類では、以下のように細かく分けられる。粗砂(2 mm - 0.2 mm)と細砂(0.2 mm - 0.02 mm)に分ける場合もある。
- 粒径の参考画像
- 粗粒砂
- 中粒砂
- 細粒砂
構成鉱物による分類では、主に石英、長石、岩片、有色鉱物に着目して行われる(石英砂など)。構成鉱物の比率は、砂の供給源となった母岩を推定する上で重要な手がかりとなる。量的に最も多いのは石英で、次に炭酸カルシウム (サンゴ・貝の破片等)である。
山砂や川砂、火山砂など、堆積環境や成因に着目した分類も行われる。
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砂による地形
主な利用法

- コンクリートなどの原料(細骨材)として用いられる。
- 粘着式鉄道では砂撒き装置などを用いて空転や滑走を防止する。
- 道路や歩道では凍結面に散布して滑り止め(摩擦の増加)に用いられる。
- アルコール類の火災発生時に、窒息消火法による消火に使う。ただしかなりの量をかける必要がある。
- 砂場や砂浜などで砂遊びをする。
- 砂時計の中で使われる。

- 芸術作品の素材とされることがある(砂絵・サンドアート・サンドパフォーマンス・砂アニメ)。
焼砂
砂を加熱処理により、人工的に乾燥状態にしたものをいう。一般的な砂は製造、採取の過程において湿潤状態であるのに対し、乾燥処理を行なうことにより粘り気がない。また、加熱処理を施すことにより雑草種子の除去、土壌生物や雑菌の除去が期待できる。原料としては川砂・陸砂を使用する。乾燥する過程において微粒分の埃が発生する為、埃(ダスト)が少ない物が高級とされる。
主な利用方法
別名など
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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