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磯井如真
日本の漆芸家 ウィキペディアから
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磯井 如真(いそい じょしん、1883年(明治16年)3月19日 - 1964年(昭和39年)8月23日)は、日本の漆芸家。本名は雪衛(ゆきえ)、あらため雪枝。
経歴
香川県高松市出身。香川県立工芸学校(現、香川県立高松工芸高等学校)を卒業後、大阪山中商会で中国漆器の修理などに携わり、技術を習得した。1909年に高松に戻り、製法が絶えて久しかった香川漆器を独自研究を重ねて復興し、近代化を確立した。讃岐漆芸の中興の祖と称される。母校の工芸学校や工芸研究所で後進の育成にもあたっている。 1936年(昭和11年)の文展(帝展の代わりに開催)に出品した「漆サボテンにホロホロ鳥飾棚」で選奨を受賞[1]。 1953年(昭和28年)には岡山大学教授に就任。香川漆器の創始者・玉楮象谷の蒟醤(きんま)の線彫りを点で彫った「点彫り蒟醤」を創案した。1956年(昭和31年)、重要無形文化財「蒟醤」の保持者(人間国宝)に認定される。1961年に紫綬褒章、1964年に勲四等旭日小綬章を受章。
弟子に三男の磯井正美、太田儔(いずれも人間国宝)などがいる。
脚注
参考文献
関連項目
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