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神奈川県第16区

日本の衆議院議員小選挙区の一つ ウィキペディアから

神奈川県第16区
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神奈川県第16区(かながわけんだい16く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

概要 行政区域, 比例区 ...

区域

要約
視点

現在の区域

2022年令和4年公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]20区の設立により大幅に変更され、新たに13区から海老名市が加わった一方、中選挙区時代から同一だった愛甲郡と小選挙区設立当初から同一だった相模原市緑区の一部(旧津久井郡)が14区へ、相模原市南区の一部および座間市の一部が20区へそれぞれ移出され、市区町村の分割は解消された。

2017年から2022年までの区域

2017年平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[3][4]。2017年の小選挙区改定により相模原市南区の第26投票区が14区から、座間市の第19〜22投票区が13区からそれぞれ編入された。

17区と並び、県内でも人口密度が低い地域が割り当てられており、選挙区が広い。小田急線東名高速道路国道246号が厚木市・伊勢原市を通る一方、北部の旧相模湖町・藤野町(相模原市緑区北西部)では中央本線中央道国道20号が通るなど、地域の統一性がない。更に、区割りの変更によりベッドタウンである小田急相模原駅の西側一帯(相模原市南区西部)が14区から加わった。これにより飛び地はないものの、より一層まとまりのない選挙区になってしまった。

2002年から2017年までの区域

2013年平成25年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[6]。相模原市の政令指定都市移行(2010年(平成22年)4月1日)により緑区と南区が2選挙区にまたがることになった。

  • 相模原市
    • 緑区(14区に属しない区域:旧津久井町・相模湖町・藤野町・城山町域)
    • 南区(14区に属しない区域)
      • 麻溝台、麻溝台1〜8丁目、新磯野、新磯野1〜5丁目、磯部、上鶴間、北里1・2丁目、相模台1〜7丁目、相模台団地、桜台、下溝、新戸、相武台1〜3丁目、相武台団地1・2丁目、当麻、双葉1・2丁目、御園4・5丁目、南台1〜6丁目[7]
  • 厚木市
  • 伊勢原市
  • 愛甲郡

2002年平成14年)公職選挙法改正から2013年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[8]

  • 相模原市(14区に属しない区域)
    • 麻溝・新磯・相模台・相武台の各出張所管内[9]
  • 厚木市
  • 伊勢原市
  • 愛甲郡
  • 津久井郡

2002年以前の区域

1994年平成6年)公職選挙法改正から2002年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[10]

  • 厚木市
  • 伊勢原市
  • 愛甲郡
  • 津久井郡
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歴史

中選挙区制時代は、相模原市の区域(当時は津久井郡)が神奈川県第3区に、厚木市・伊勢原市・愛甲郡が神奈川県第5区に属した。

中選挙区制時代は自由民主党が強い地域であり、旧神奈川5区時代には亀井善之河野洋平が覇権を競っていた。小選挙区制になってからは、選挙区内の伊勢原市に本拠を置く亀井善之が当選し続けてきた。しかし、2006年(平成18年)5月に善之が死去したため、これに伴う補欠選挙が同年10月22日に行われ、善之の長男で元秘書の亀井善太郎が当選した。

2009年(平成21年)の第45回衆議院議員総選挙では民主党後藤祐一が当選した。2012年(平成24年)の第46回衆議院議員総選挙では参議院議員を辞して立候補した自由民主党の義家弘介が小選挙区で当選し、後藤は比例復活した。2014年(平成26年)の第47回衆議院議員総選挙では、小選挙区で後藤が当選し、義家が比例復活した。2017年(平成29年)の第48回衆議院議員総選挙では義家が議席を奪還し、希望の党から出馬した後藤が比例復活に回った。2021年(令和3年)の第49回衆議院議員総選挙では、立憲民主党から出馬した後藤が小選挙区で当選、義家が比例復活した。

このように2009年以降は自民と非自民が交互に当選しており、惜敗率も9割前後で推移するなど、神奈川県有数の激戦区となっていた。2024年(令和6年)の第50回衆議院議員総選挙では後藤が小選挙区で議席を維持し、いわゆる裏金問題で比例重複立候補を許されなかった義家が落選した。

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小選挙区選出議員

選挙結果

第50回衆議院議員総選挙2024年(令和6年)10月27日 神奈川県第16区

時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日
当日有権者数:38万5502人 最終投票率:53.27%(前回比:減少2.08%) (全国投票率:53.85%(減少2.08%))

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第49回衆議院議員総選挙2021年(令和3年)10月31日 神奈川県第16区

時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日
当日有権者数:46万6042人 最終投票率:55.35%(前回比:増加3.79%) (全国投票率:55.93%(増加2.25%))

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第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 神奈川県第16区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:46万8685人 最終投票率:51.56%(前回比:減少1.85%) (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

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第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 神奈川県第16区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:43万2822人 最終投票率:53.41%(前回比:減少4.6%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

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第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 神奈川県第16区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

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第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 神奈川県第16区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

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当日有権者数:人 最終投票率:%

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第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 神奈川県第16区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

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第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 神奈川県第16区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

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第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 神奈川県第16区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

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第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 神奈川県第16区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

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出典

関連項目

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