トップQs
タイムライン
チャット
視点
福島県立視覚支援学校
ウィキペディアから
Remove ads
福島県立視覚支援学校(ふくしまけんりつ しかくしえんがっこう)は、福島県福島市森合町にある視覚障害特別支援学校。幼稚部・小学部・中学部・高等部・専攻科を設置する。福島県立聴覚支援学校福島校に隣接している。
歴史
私立福島訓盲学校は、1898年(明治31年)2月11日、盲人教育の先駆者である渋木重庵、高橋金七、長沢正太郎の尽力により、福島第一尋常高等小学校の一部を借用して創立された。
1901年(明治34年)3月31日、私立学校令に基づき設立が正式に許可され、宇田三郎が初代校長に就任した。
1937年(昭和12年)および1948年(昭和23年)には、ヘレン・ケラーが来校している。
1960年(昭和35年)5月12日、天皇・皇后両陛下が本校を視察された。
1961年(昭和36年)および1995年(平成7年)には、皇太子同妃両殿下が本校を視察された[1]。
入学条件
本校への入学には、次のいずれかに該当することが条件となる。
また、中途視覚障害を有する者も、高等部の本科保健理療科および専攻科理療科への入学が可能である[2]。
入学試験
高等部普通科および本科保健理療科の定員は合わせて5名程度である。
普通科は、高等学校に準拠した教育課程を提供している。保健理療科では、普通科の教育課程に加えて、あん摩マッサージ指圧に関する基本的な知識と技術の習得を目指す。保健理療科の修了者は、あん摩マッサージ指圧師の国家試験受験資格を取得することができる。
普通科の入試では、学力検査や自立活動、作業・運動能力検査などが障害の程度に応じて実施される。保健理療科では、国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の学力検査に加え、理療適性検査が実施される。面接は全ての志願者に対して行われる[3]。
専攻科理療科は、特別支援学校高等部または高等学校を卒業した者を対象に、はり、きゅう、あん摩マッサージ指圧に関する教育を提供している。修了後は、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家試験受験資格を取得することができる。募集定員は5名程度である。
入学試験では、学力検査、面接、理療に関する適性検査が行われる。学力検査では、国語、公民(公共)、小論文が課される[4]。
在籍者数
寄宿舎
本校では、通学が困難な児童生徒のために寄宿舎を設置しており、小学部から成人までを対象としている[5]。
- 主な行事
- 4月 入舎式・対面式
- 5月 親睦会
- 12月 お楽しみ会
- 1月 成人者を祝う会
- 2月 節分・送別会
- 3月 退舎式
歴代校長一覧
Remove ads
住所
〒960-8002 福島県福島市森合町6-34
周辺施設
- 福島県点字図書館
- 福島県立聴覚支援学校福島校
アクセス
- 徒歩:福島駅東口から北へ約1km(徒歩約15分)
- 自動車:福島西インターチェンジ・福島飯坂インターチェンジから約8km
- バス:福島駅東口バスターミナル9番のりば、市内循環バス「ももりん2号」で「福島高校前」下車、徒歩約3分
- 飯坂電車:曾根田駅下車、信号二つ目を左折し徒歩約5分
外部リンク
関連項目
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads
