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笠置峠

愛媛県八幡浜市と西予市の市境にある峠 ウィキペディアから

笠置峠
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笠置峠(かさぎとうげ)は、愛媛県八幡浜市西予市の市境にある。標高397m。室町時代には峠越えの交流があり、江戸時代は宇和島藩が参勤交代に利用。九州方面の巡礼者が四国遍路を往来する道だった[1]

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笠置峠
笠置峠の位置(愛媛県)

道路

愛媛県道25号標識

愛媛県道25号八幡浜宇和線は、急峻なこの峠を避け、八幡浜市釜倉地区から鳥越峠を超えるルートをとっていた。

近年の国道197号の改修で、九州方面から四国西南地方への交通量も増えたので、県道の改修事業として峠の直下を笠置トンネル(1157m)で抜けるルートが整備された。

また、冬季には積雪・凍結もみられる。

鉄道

ほぼ同じルートを、JR予讃線笠置トンネルで峠を越える。

予讃線の最終開通区間で、戦前の軍部が「簡易線」規格で建設させたので、最急勾配33.3‰、最急曲線200mとおよそ高速運転に向かない規格となっていた。

しかし車両性能の向上や枕木のPC化、軌道の重軌条化でSL時代の準急列車が30Km/hであえぎながら上った勾配を、現在の特急列車は110Km/hで登坂している。

位置

関連項目

脚注

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