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第18回イスラエル議会総選挙
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第18回イスラエル議会総選挙(だい18かいイスラエルぎかいそうせんきょ、ヘブライ語: הבחירות הכלליות לכנסת ה -18)は、2009年2月10日にイスラエルで行われたクネセト議員の総選挙である。
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概要
この選挙は、カディーマの党首でもあるエフード・オルメルト首相に、領収書の二重計上容疑などで捜査の手が迫り(同年11月に最高検はオルメルト立件を正式に決定)選挙が戦えない状態となったことから、オルメルトは2008年7月30日に党首選実施後辞任の辞任を表明[1]。同年9月17日の党首選でツィッピー・リヴニ外相が後継党首に当選するが、同国では首相交代時には再度連立交渉を行う必要がある為、リヴニは宗教政党・シャスと連立交渉を1ヶ月に渡り行うものの、同党との連立交渉は聖地エルサレムの帰属を巡って合意に至らず同年10月26日に交渉は決裂。これを受け、シモン・ペレス大統領は国会解散を宣言。シャスは外交・安全保障政策で踏み込んだ発言をこれまでは行ってこなかったが、近年は強硬である。
選挙データ
内閣
- エフード・オルメルト内閣(第31代)
- 第2次ベンヤミン・ネタニヤフ内閣(第32代)
解散日
- 2008年10月26日
投票日
- 2009年2月10日
改選数
- 120
選挙制度
- 投票方法
- 秘密投票、単記投票、1票制
- 選挙権
- 満18歳以上のイスラエル国民
- 被選挙権
- 満21歳以上のイスラエル国民[3]
- 登録有権者数
- 5,014,622
選挙活動
2009年1月、中央選挙委員会は、この選挙でアラブ政党からの立候補を禁止すると発表した。アラブ人が個人としてその他の党派から立候補することは差し支えないとしている。アラブ政党からは、人種差別と反発が起きている。最高裁によって、中央選挙委員会の決定は却下されたが、ガザ侵攻_(2009年)で、アラブ人との緊張が高まっていることが背景にあるという。
この選挙では33の政党が立候補し、12の政党が当選した。
選挙結果
党派別獲得議席
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選挙後
2月20日、ペレス大統領はネタニヤフに正式に組閣を要請、3月31日に右派連立によるネタニヤフ内閣が発足した。リクード、イスラエル我が家、シャス、労働党、ユダヤの家、ユダヤ教連合の6党で構成されている。
脚注
関連項目
参考文献
外部リンク
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