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箱根登山鉄道ケ1形客車
箱根登山鉄道が同社鋼索線用へ1950年(昭和25年)に投入したケーブルカー車両 (1950-1971) ウィキペディアから
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箱根登山鉄道ケ1形客車(はこねとざんてつどうケ1がたきゃくしゃ)は、箱根登山鉄道(現:小田急箱根)が同社鋼索線用へ1950年(昭和25年)に投入したケーブルカー車両。鋼索線における2代目車両にあたる[1]。
概要・運用
戦時中の不要不急線として1944年(昭和19年)2月10日に運行休止となった鋼索線は、戦後5年目となる1950年(昭和25年)7月1日に営業運転を再開した[3]。その際に導入された新型車両が本形式である。
戦前に使用されていた木造車両であるケ形とは異なる片側3扉の鋼製車体で、全席クロスシートであったが、制御装置はケ形と同様のギーセライ・ベルン式を採用していた[4]。登場当初の集電装置は小型のビューゲル2基であったが後に小型パンタグラフ2基に改装されている[5]。また、登場当初の塗装は上半分がクリーム色、下半分が薄青色であったが[6]、後に小田急3000形(SE車)の登場に合わせ、窓回りを黄色、下半分と屋根付近を赤色、窓下に白帯、そして前面をV字の金太郎塗りと呼ばれる塗装へと改めている[7]。
脚注
参考文献
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