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粟皇子神社
三重県伊勢市二見町にある神社 ウィキペディアから
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粟皇子神社(あわみこじんじゃ)は、伊勢神宮皇大神宮(内宮)の摂社。内宮の摂社27社のうち第19位である[1]。
概要
三重県伊勢市二見町松下字鳥取(とりとり)1687-2に鎮座する[3]。池の浦海水浴場に近接し[4]、伊勢神宮を構成する125社のうち最も海岸に近い地にある[3]。社地の面積は4畝7歩(≒419.8m2)[5]。
祭神は須佐乃乎命御玉道主命(すさのおのみことのみたまのみちぬしのみこと)[6]。天照大御神と須佐乃乎命(すさのおのみこと)とのうけいによって誕生した女神で、海岸鎮守の神である[6]。別名を淡海子神(あわみこのかみ)と称する[6][4]。その女神とは記紀によれば本来、宗像三女神の事であるが、諸説ある。
歴史
伊勢神宮の摂社の定義より『延喜式神名帳』成立、すなわち延長5年(927年)以前に創建された[7]。『倭姫命世記』によれば、倭姫命が志摩国を巡幸した帰路にて池の浦に達し、そこで御贄を奉った神に淡海子神と名付け、粟皇子神社を定めたという[6]。当初、池の浦に浮かぶ中之島に鎮座していたが、祭祀が断絶し、元禄5年(1692年)の再興時に中之島を望む鳥取海岸に移動した[3]。正徳2年(1712年)、高波で被害を受けたため、現社地に移転する[3]。
交通
粟皇子神社はホテル「旅荘 海の蝶」の敷地内にあり、ホテルのフロントで一声かけると、敷地内を通って神社へ行くことができる[8]。ホテルから神社までは案内看板が整備されている[9]。
JR参宮線松下駅から徒歩で訪れる場合、駅前の林道に沿って20分ほど歩き、突き当たると堤防があり、海(池の浦)が広がる[10]。この道には途中沼地があるため、自転車では利用できない[8]。突き当たりから海岸線に沿って進むと粟皇子神社に達する[7]。三重交通バス池の浦バス停から行く場合、徒歩約40分である[9]。
自家用車利用の場合、伊勢二見鳥羽ライン鳥羽ICより国道42号を経由、約10分(約2.2km)である。自動車で行けるのはホテルまでで、神社前に乗り入れることはできない[11]。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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