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経絡治療学会

日本の学会 ウィキペディアから

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経絡治療学会(けいらくちりょうがっかい、: Traditional Japanese Medicine)とは、鍼灸師・柳谷素霊井上恵理岡部素道岡田明祐、近喰原民、西沢生恵、合馬仁、小椋章道、末岡孝、戸部宗七郎、中島無得、吉森三樹、谷田部康之、世話人・竹山晋一郎、町田昌彦らが設立した弥生会(1939年1940年)を前身とし、東邦医学会(1941年設立)を経て、誕生した。

  • 初代会長・岡部素道→二代目会長・岡部素明→三代目会長・岡田明三(2001年~)

概要

主に経絡治療を重視した鍼灸を研究対象とする。東洋医学に伝わる脈診腹診舌診などの診察方法を重視してほどこす[1]。創設当初から学術論文など幅広い書籍の発行を行ってきた。

毎年8月、経絡治療の向上を図るため夏期大学を開いて、2008年時点で50年目を迎えた。生の脈診や経絡治療が学べる。鍼灸師のみならず、鍼灸大学・専門学校の学生も参加できる。多くの20~30代の鍼灸師鍼灸大学専門学校の学生が占める。

修了証

はり師きゅう師の免許保持者は夏期大学の課程を修了すると、東洋療法研修試験財団から修了証が授与される。

レベルによって普通科(新規および再受講希望者)、高等科(普通科修了者)、研究科(高等科修了者)、研修科(研究科修了者)に分かれている。

総会

年次総会「経絡治療学会学術大会」を開き、報告を行う。第34回は広島に会場を設け、会期は2019年3月23日同24日である[2]

主な出版物

  • 岡部素明、岡田明三、首藤傳明、池田政一、相澤 良、樋口秀吉 『日本鍼灸医学 経絡治療・基礎編』(改訂者)大上勝行、山本文弘、菊池達矢、馬場道啓、大木健二、中根 一、戸田隆史、船水隆広、橋本 厳、阿江邦公。増補改訂版、2008年、NCID BA75947000。非売品[3]
  • 『日本鍼灸医学 経絡治療・臨床編』[4]
  • 遠藤了一『難経入門』
  • CD-ROM版『東洋鍼灸医学 経絡治療』機関誌1-160号の合巻[5]

学会誌

1965年(昭和40年)4月1日創刊の学会誌『経絡治療』を年4回刊行し会員に配る。2023年1月時点で第228号(2月号)を数え続刊。

2005年(平成17年)2月15日に初号から第160号までCD-ROMにまとめた。

学術論文

2022年時点の学会誌『経絡治療』の掲載論文から一部を最近の順に挙げる。

第230号
第229号
第228号
第225号
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学会賞

夏期大学の通算受講回数に応じ、5年表彰、10年表彰の対象とする。閉会式で賞状及び記念品の授与式をとり行う。

脚注

関連資料

関連項目

外部リンク

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