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肢巻
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肢巻(しまき)とは、馬具の一つで、ウールやフリースなどの素材で作られた包帯状の物。バンデージ(英:bandage)ともいい、また、誤ってバンテージと呼ばれることもある。肢のプロテクタや、馬運用ブーツも含めて「肢巻」と総称する場合もある。



肢巻は、ウマの肢(あし)の下部(管[1]や球節[2])に包帯のように巻きつけ、肢の保護、保温などの目的で使われる。
運動時に使う肢巻(英:exercise bandage)には伸縮性の高いものが使われる。肢を外傷から守る機能はプロテクタも持っているが、肢巻(バンデージ)はそれに加え、適切に施せば、サポーターやテーピングのように、腱や靭帯を保護し怪我を予防する効果も期待できる。巻くのは球節の上3分の2程度までにとどめ、球節の動きを妨げたり、運動中に肢巻がゆるんだりしないようにする。
肢巻は、厩舎で休む際や輸送の際にも利用される[3]。保温や、外傷防止の目的から、ある程度厚みがある柔らかなものが用いられ、肢巻の下にさらにパッドやラップを巻いておくこともある。運動用肢巻と違い、繋[4]まで保護する。また、運動後に、むくみ防止に肢巻を用いる場合もある。
馬場馬術においては、競技中に肢巻を用いてはならない[5]が、練習馬場[6]および表彰式[7]では許容される。ポロでは、四肢全てに肢巻またはプロテクタの装着が義務付けられている[8]。
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脚注
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