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胤重寺

千葉県千葉市にある寺院 ウィキペディアから

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胤重寺(いんじゅうじ)は千葉県千葉市にある浄土宗の寺院。光明山智窓院胤重寺。

概要 胤重寺, 所在地 ...

歴史

1558年永禄元年)12月1日、千葉常胤の孫、武石三郎胤重の末孫である雲厳上人が祖先・胤重の菩提のため建立した[2]

歴代住職は以下のとおり[3]

  • 開山  栴譽雲巖上人
  • 二世  的傳上人
  • 三世  感霊上人
  • 四世  不詳
  • 五世  意山上人
  • 六世  映徹上人
  • 七世  順栄上人
  • 八世  祐順上人
  • 九世  不詳
  • 十世  不詳
  • 一一世 然了上人
  • 一二世 不詳
  • 一三世 圓観上人
  • 一四世 快山上人
  • 一五世 了仙上人
  • 一六世 了完上人
  • 一七世 玄聴上人
  • 一八世 恵忍上人
  • 一九世 廓龍上人
  • 二十世 慈忍上人
  • 二一世 村松察隆上人
  • 二二世 村松隆禅上人
  • 二三世 村松正隆上人

境内

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常夜灯
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いぼとり地蔵
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水子地蔵
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水子地蔵
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本堂側面

寺門を入ると、左手に戸塚派楊心流(柔術の一流派)に関する説明板がある。「戸塚揚心流祖戸塚彦介英俊、二代彦九郎英美の墓」があることが記載されている[4]千葉氏の家紋が彫られた常夜灯があり、2100坪ある境内には左手に墓地を配し、右手には、小さな御堂の中に地蔵が鎮座している。足元には塩が盛られており、この塩でいぼをなでるといぼがとれるとされていて、治ったらお礼に塩を供えるという信仰がある[5]。その前には、赤い毛糸で編まれた帽子をかぶった水子地蔵が並んでいる。正面の本堂には、千葉氏の家紋月星紋が刻まれている。

文化財

千葉県指定史跡

  • 戸塚派揚心流流祖戸塚彦介英俊・二代戸塚英美墓

楊心流柔術は肥前国(現長崎県)の医師、三浦楊心を開祖とし、幕末に戸塚彦右衛門秀澄とその子、戸塚彦介英俊が流派を興した[6]

英俊は戸塚派楊心流の祖として柔術界を風靡し、明治維新の際水野家が上総菊間(現市原市)に移ったことを期に千葉に転居し[7]、 明治18年には千葉県柔道師範になった[6]。翌明治19年に他界した[8]

英俊の子 彦九郎英美は千葉市通町(現中央区中央)に道場を開き、柔道の普及に努めた[7]。明治36年大日本武徳会から最初の柔道範士の称号を受け[6]、明治41年に没した[8]

1943年(昭和18年)8月27日、千葉県指定史跡に指定された[7]

年中行事

  • 春秋彼岸会
  • 盆会
  • 施餓鬼会

交通アクセス

  • 所在地
千葉県千葉市市場町10-11[2]
  • 鉄道
JR総武線本千葉駅下車
千葉都市モノレール県庁前駅下車約350メートル[9]
  • バス
千葉中央バスで末広町経由「県庁前」バス停下車[4]
  • 徒歩
千葉駅から徒歩15分[3]

脚注

参考文献

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