草壁醜経

草壁醜経（くさかべのしこぶ）は、飛鳥時代の官吏。姓は連。穴戸（長門国の古称）の国司。冠位は大山。

凡例 草壁醜経
時代	飛鳥時代
生誕	不明
死没	不明
官位	大山
主君	孝徳天皇
氏族	草壁連

経歴

草壁氏（草壁連・日下部連）は開化天皇裔の皇別氏族で、彦坐王の子である狭穂彦王の子孫とされる^[1]。

大化6年（650年）麻山（おのやま）で捕らえた白雉（しろきぎす、白いキジ）を孝徳天皇に献上する^[2]。この瑞祥によりに盛大な儀式が開かれて元号が「白雉」（はくち、びゃくち）に改められると共に、醜経も褒美として大山の冠位と多数の品物を与えられた^[3]。