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葛木坐火雷神社
奈良県葛城市笛吹にある神社 ウィキペディアから
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葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)は、奈良県葛城市笛吹にある神社。式内社(名神大社)で、旧社格は郷社。通称「笛吹神社」。

鳥居
祭神
火雷大神と天香山命を主祭神とし、大日霊貴尊・高皇産霊尊・天津彦火瓊瓊杵尊・伊古比都幣命を配祀する。葛木坐火雷神社の元々の祭神は火雷大神で、天香山命は笛吹神社の祭神である。火雷大神は、雷神とも言われるが、ここでは火の神として信仰されている。火雷神と同神である。
歴史
概史
創建の年代は不詳であるが、社伝では神代とも神武天皇の御代とも伝える。文献の初出は『文徳天皇実録』の仁寿2年(852年)4月、正三位の神階を授けるという記述である。『日本三代実録』によれば貞観元年(859年)正月27日に従二位の神階を授けられた。延喜式神名帳では「大和国忍海郡 葛木坐火雷神社二座」と記載され、名神大社に列し、月次・相嘗・新嘗の幣帛に預ると記されている。しかし、これ以降、葛木坐火雷神社についての記述は見られなくなる。社伝では、平安時代に社勢が衰え、当地にあった笛吹神社の末社になったと伝える。
笛吹神社は、当地を拠点とした笛吹連によって作られた神社とみられる。祭神の天香山命は笛吹連の祖神である。本殿の背後に古墳があり、笛吹連の祖・櫂子の父である建多析命の墓であると伝えられている。
1874年(明治7年)、笛吹神社の末社であった火雷社を笛吹神社に合祀し、社名を葛木坐火雷神社に改め、郷社に列格した。
神階
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境内
境内には日露戦争で政府から奉納されたロシア製大砲がある。
- 本殿
- 本殿後背の笛吹神社古墳
- 拝殿前の参道
- 境内
- 境内に奉納されている大砲
祭典
文化財
奈良県指定文化財
- 史跡
- 笛吹神社古墳 - 1998年(平成10年)3月20日指定。
- 天然記念物
- 笛吹神社イチイガシ林 - 1997年(昭和62年)3月10日指定。
交通アクセス
関連項目
出典
外部リンク
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