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蔡安邦

台湾の物理学者 ウィキペディアから

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蔡 安邦(さい あんぽう、TSAI An-Pang、1958年12月26日[1] - 2019年5月25日)は、日本で活躍した台湾物理学者[2]東北大学教授。専門は準結晶

概要 蔡安邦, 生誕 ...
概要 蔡安邦, 各種表記 ...

生涯

台湾雲林県北港鎮生まれ。台北工業専科学校(現:国立台北科技大学)卒業後、現地のホンダ系列企業に就職し、エンジンの鋳造部門で働く[3]。研修のため大阪に2週間滞在したことを機に、勤務を続けながら夜間制の日本語学校に2年通った。その後、秋田大学鉱山学部2学年に編入し、1985年に卒業[3]

1994年、「準結晶に関する研究」で日本IBM科学賞を受賞[1]

2011年に準結晶の発見によりノーベル化学賞を受賞したダニエル・シュヒトマンの発表文には蔡の論文が5編引用されており、受賞に大きく貢献した証となった。また、共同受賞に値するという声も高まった[4]

2019年5月25日、心不全により出張先の台湾台中市で死去[5][6]。60歳没。

略歴

受賞歴

脚注

外部リンク

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