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藤原文正

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藤原 文正(ふじわら の ふみまさ)は、平安時代中期の貴族能書家藤原式家周防守藤原安継の後裔、下野守・藤原忠紀の子。官位従五位下加賀守

概要 凡例藤原文正, 時代 ...

経歴

村上朝中期に大内記六位蔵人を務め、天徳3年(959年)ごろに従五位下尾張守叙任された。のち、加賀守受領を歴任した。

書画を能くし、紀時文小野奉時菅原文時とともに「四輩」の一人として名が見える(『尺素往来』)。能書家として、以下の逸話がある。

官歴

注記のないものは『夜鶴庭訓抄』による。

系譜

尊卑分脈』による。

  • 父:藤原忠紀
  • 母:三河守宗季の娘
  • 妻:藤原祐之の娘
    • 男子:藤原光輔

大膳大夫紀時文の三男である紀文正と同人であるともいう(『扶桑名画伝』)。

脚注

出典

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