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藪塚温泉
群馬県太田市にある温泉 ウィキペディアから
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藪塚温泉(やぶづかおんせん)は、群馬県太田市にある温泉[6]。やぶ塚温泉、薮塚温泉とも称される。
泉質
泉質はメタケイ酸及び炭酸水素ナトリウム[7]。湯の入、滝の入、西長岡の三つに源泉がある[8]。
- 温泉神社と藪塚温泉源泉(巌理水)
温泉街
4軒の旅館が存在する。うち、温泉を利用しているのは3軒である[7]。
- ホテルふせじま(温泉旅館)休館中
- 今井館(温泉旅館)
歴史

その昔「湯の入り」と呼ばれる薮塚の地に、里人が小さな社の岩窟から湧き出る湯を病を治す湯治場として使っており、この妙湯に馬が飛び込み一声高くいななくと雲と雨を起こして天に舞い上がった[9]。以来、冷泉に変わっていたが、村の老人の枕辺に薬師如来が現われ「この水を沸かせば、万病に効く霊泉となる」とお告げがあったという伝説が残る[10]。天智天皇の御代行基上人により開いたと伝えられ、また新田義貞が鎌倉攻めの折、傷ついた兵士を湯治させたと言われている[11]。そのため新田義貞の隠し湯と呼ばれている[12][1]。
正式な開湯時期は不明だが、正中年間(1324年-1326年)発見と伝えられ、元文年間(1736年-1741年)に河内六郎平が官許を得て営業を始め、天明-文化の頃に殷賑を極めたが、文政期に衰退した[4]。明治初期には今井弥造、伏島今近蔵らが再興し、明治10年代には年間来客数が1万512人、末期には10万人に達した[13]。1942年から1945年までは中島飛行機の社員寮となっていた[14]。
2004年に発生した一連の温泉偽装問題で、温泉地内の一部旅館の温泉表示が問題視されたことがある[15]。これを機に温泉を使用している「温泉旅館」と、そうでない「観光旅館」との区別が明確化された[16]。2007年3月1日、清水聖義太田市長(当時)による「偽温泉」発言が波紋を呼び、陳謝する事態となった(清水聖義#「ニセ温泉」発言参照)。
近くの観光地
- 太田市立藪塚本町歴史民俗資料館
- 三日月村
- ジャパンスネークセンター
- 藪塚石切場跡
- 温泉神社 - 伝説に登場する薬師如来が納められている[17]。
- 湯前山 常永寺
- なつめの里・西山古墳
- 北山古墳
- パイプ塚
- 彦部家住宅
- 歴史民俗資料館
- ジャパンスネークセンター・三日月村入口
- 常永寺
- パイプ塚
- 彦部家住宅(長屋門)
登場する作品
交通アクセス
脚注
参考図書
関連項目
外部リンク
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