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覚満淵

群馬県前橋市の赤城山にある湿原 ウィキペディアから

覚満淵map
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覚満淵(かくまんぶち)は、群馬県前橋市富士見町赤城山にある湿原[1]赤城山の山頂付近、大沼の南東600メートルの位置にあり、小沼にも近い[3][4]標高は1,360メートル、周囲長は800メートルほどである[1]。「小さな尾瀬[1]、「小尾瀬」[5]とも言われる。

概要 覚満淵, 所在地 ...

古くは湖であったが、覚満川を通じて水が大沼へ流出し、湿原となったもの[4]。「かつては大沼の一部であった」(引用[1])、「大昔は大沼とひとつの湖であった」(引用[5])といった説明がなされることもある。地名は平安時代の「覚満」という名の人物に由来する。比叡山延暦寺高僧であった彼が、当地で法会を行ったとされる[5]

当地では高山植物コケ植物が群生している[4]ミズバショウ(3月)、5月の新緑、初夏レンゲツツジ(6月)、紅葉(10月)が見所である[1][5]モウセンゴケニッコウキスゲも見られる[4]泥炭層の薄い場所は、ススキズミなどの低木林となっている[1]

湿原を一周する木道が敷設されており、付近の県立赤城公園ビジターセンターから徒歩30分間ほどで周遊できる。覚満淵を見下ろす鳥居峠の高台からは、遠く大沼まで見渡せる[1][5]

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注釈・出典

関連項目

外部リンク

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