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試製二十粍固定機関砲

大日本帝国陸軍の航空機関砲 ウィキペディアから

試製二十粍固定機関砲
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試製二十粍固定機関砲(しせいにじゅうみりこていきかんほう) ホ3/ホ三は、大日本帝国陸軍航空機関砲。旋回機関砲のホ1を固定式に改造したものである[3]

概要 ホ3 試製二十粍固定機関砲, 種類 ...

概要

アメリカ軍B-17爆撃機に対抗するべく作られた口径20mmの固定機関砲で、対戦車ライフルである九七式自動砲をベースに開発された。給弾方法はドラム弾倉式で、発射速度は毎分400発と低速だった[1]

弾種は曳光徹甲弾、曳光榴弾、榴弾、マ201(炸裂弾)である。開発のベースとなった九七式自動砲及びホ1とは共通の弾薬を使える。徹甲弾を使用した場合、射距離100mで30mmの装甲を貫通する威力があった[1]

製造は主に小倉陸軍造兵廠で行われた[1]二式複座戦闘機「屠龍」甲型/丙型(キ45改甲/キ45改丙)の少数機に搭載された。搭載数は胴体下の1門のみで、低い発射速度もあって対戦闘機用には適さなかったが、対爆撃機用としては有用と判断された[1]

脚注

参考文献

関連項目

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