トップQs
タイムライン
チャット
視点
豊城駅
日本の北海道勇払郡鵡川町にあった日本国有鉄道の駅(廃駅) ウィキペディアから
Remove ads
豊城駅(とよしろえき)は、北海道(胆振支庁)勇払郡鵡川町(現・むかわ町)字豊城にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)富内線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲132301[3]。

Remove ads
歴史
- 1922年(大正11年)7月24日 - 北海道鉱業鉄道金山線沼ノ端駅 - 生鼈駅(後の旭岡駅)間の開通に伴い、上鵡川駅(かみむかわえき)として開業[4]。一般駅[1]。
- 1924年(大正13年)3月3日 - 北海道鉱業鉄道が社名を北海道鉄道(2代目)に改称し、それに伴い同鉄道の駅となる。
- 1943年(昭和18年)
- 1956年(昭和31年)8月15日 - 貨物・荷物の取り扱いを廃止[1]。
- 時期不詳[注 1] - 無人駅化。
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 富内線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅名の由来
旧名は鵡川駅の上手にあることからの命名で、新名は所在地名より。
もともと豊城地区はアイヌ語の「ケナㇱオㇿ(kenas-oro)」(河原の林・の中)から「ケナシロ」と呼ばれ、漢字をあてるばあいは「毛奈城(けなしろ)」と表記していた[5]。
しかし、鵡川町(当時)で1943年(昭和18年)11月15日に施行された大字廃止・字名整理改正に伴って、字ケナシロを含む一帯は「豊城」と命名され、国有化時にこちらに駅名も合わせらられた[6]。
「豊城」の由来は旧名の「毛奈城」に、地区中央に架かっていた橋の名である「豊穣橋」の名称をあわせて命名されたとされている[6]。
なお、富内線の国有化・当駅の改名より字名の改正が後となっているが、地名の決定自体は8月1日の国有化の直前7月17日であり、その後7月31日付で村会で異議なしの答申を得ている[6]。
Remove ads
駅構造
廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の北東側(日高町方面に向かって左側)に存在した[7]。転轍機を持たない棒線駅となっていた。かつては相対式ホーム2面2線を有する、列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった1線は撤去されていた。
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は18人[7]。
金山線時代の利用状況は 1923年1月-12月の乗降客数:13,564人(1日当たり約37人)[9]。
駅周辺
駅跡
1999年(平成11年)時点では、駅前にあった木のみが駅跡を示している状態であった[11]。2011年(平成23年)時点では更地になっている[8]。
また、2011年(平成23年)時点では鵡川方の線路跡が低い築堤として残存していた[8]。 金山線時代の沼ノ端方の路盤跡、当駅跡および日高町方の路盤跡には道道983号が敷かれている。
隣の駅
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads