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負荷曲線
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負荷曲線(ふかきょくせん)は、需要電力の時間的変動を表す曲線である[1][2]。横軸に時間、縦軸に電力をとった折れ線グラフとなる。横軸のスケールにより、1年のうちの変動を表す場合(年負荷曲線)や、1日のうちの変動を表す場合(日負荷曲線)がある。
年負荷曲線の例
![]() | 現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
上図は、北海道と四国の年負荷曲線である。期間は、2019年4月から2020年3月までの1年間であり、データの出典は、電力広域的運営推進機関が作成した報告書である[3]。
年負荷曲線の局所的なピークは、上図のように、8月と2月にある。北海道の年負荷曲線は、寒さの厳しい2月のピークが8月のピークを上回り、年間の最大需要電力となる(冬ピーク型)。これに対して、四国の年負荷曲線は、冷房需要の高まる8月のピークが2月のピークを上回り、年間の最大需要電力となる(夏ピーク型)。
日負荷曲線の例
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上図は、九州の冬のある日(2021年1月7日)、夏のある日(2020年8月21日)、5月のある日(2020年5月3日)の日負荷曲線である。縦軸は、1時間平均電力とした。データの出典は、九州電力送配電の「でんき予報」である[4]。1月7日は、18時台に最大電力1,606万kWを記録した(夜ピーク型)。前年の8月21日は、13時台に最大電力1,637万kWを記録した(昼ピーク型)。5月は、もともと需要電力の小さい月であり、5月3日は、ゴールデンウィーク中のため、特に需要電力が小さかった。
出典
関連項目
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