トップQs
タイムライン
チャット
視点
載
漢字文化圏における数の単位 ウィキペディアから
Remove ads
載(さい)は、漢字文化圏における数の単位の一つ。載がいくつを示すかは時代や地域により異なるが、現在一般的に行われている万進法では 1044 を示す。
![]() |
概要
後漢の徐岳の著と伝えられる『数術記遺』や北周の甄鸞『五経算術』には、載までの位の命数法が記載されており、また「下数」「中数(万万進)」「上数」の3つの位取り方法を記している。
載は、下数では 1014、上数では 、中数の万万進では 1080、万進では 1044 となる。元の朱世傑による『算学啓蒙』で載を超える極以上の位が加えられた。
日本で初めて命数を体系的に説明した『塵劫記』の1627年の初版では、載までを下数としていた。よって載は 1014 となる。その後、1631年(寛永8年)版で載以下を万進とし、載は 1044 となった。
Remove ads
命数の一覧表
載の位および前後の位の命数は以下のようになる。上数は数が非常に多いので、一部のみを表示している。
なお、「千載一遇」の載は年(歳)のことであり、千載は千年のことである。
使用例
- n! − 1 型の階乗素数
38! - 1 = 523022617466601111760007224100074291199999999.
- 5載2302正2617澗4666溝111穣1760𥝱72垓2410京74兆2911億9999万9999.
- 倍積完全数
発見されている最大の4倍完全数
- 15載9845正5815澗9646溝6510穣4598𥝱2247垓7734京3146兆0752億1877万1968.
- 組み合わせ
ルービックリベンジ(4×4×4)の組み合わせ
- 74載119正6841澗5649溝186穣9874𥝱939垓7449京8574兆3360億通り
脚注
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads