トップQs
タイムライン
チャット
視点
週刊少年ジャンプの新人漫画賞
ウィキペディアから
Remove ads
週刊少年ジャンプの新人漫画賞では、『週刊少年ジャンプ』(集英社)が主催する歴代の漫画賞について記述する。
![]() |
概要
1968年の『少年ジャンプ』創刊当時、少年漫画の有名作家の多くは先発の『週刊少年サンデー』(小学館)や『週刊少年マガジン』(講談社)に囲い込まれ、連載作家の獲得が困難な弱小誌だった。そこで新人作家の獲得を目指し、新人漫画賞を設けて誌面での募集を行った。すると『新人が載る雑誌』という認識が広がり、多くの新人作家の獲得に成功した。こうした新人の発掘・起用が『週刊少年ジャンプ』台頭の原動力となると同時に、ジャンプ出身者が他誌で活躍する一方、その逆はほとんど無い「純血主義」と呼ばれる傾向を生み出した[1]。
新人漫画賞は『少年ジャンプ』にとって『持ち込み』と『少年ジャンプルーキー』に並ぶ新人発掘の柱であるとされる[2]。2018年現在、『週刊少年ジャンプ』の新人漫画賞として、月例新人賞『JUMP新世界漫画賞』、年1回の金未来杯、年2回の『手塚賞』・『赤塚賞』、不定期の『ストキンPro』・『Gカップ』・『Jスタートダッシュ漫画賞』が開催されている。
2017年時点で月例賞は毎月100本以上、手塚・赤塚賞は毎回200本以上の応募がある[3]。担当編集者がいない漫画家志望者の投稿作品が受賞することは稀であるとされる[4]。
週刊少年ジャンプ編集部は「ジャンプが存在している限り、ジャンプは新人漫画家を募集しています」としている[5]。
Remove ads
一覧
- 太字は現在でも行われている企画
- 独立記事がある企画はそちらを参照。独立記事がない企画については後述する
月例新人賞
- 新人漫画賞(1968年 - 1970年?) - 後述
- ヤングジャンプ賞(1970年頃 - 1979年頃) - 後述
- フレッシュジャンプ賞(1979年 - 1985年?) - 後述
- ホップ☆ステップ賞(1985年 - 1996年)
- 天下一漫画賞(1996年 - 2002年)
- ジャンプ十二傑新人漫画賞(2003年 - 2007年)
- JUMPトレジャー新人漫画賞(2007年 - 2017年)
- JUMP新世界漫画賞(2017年 - 開催中)
SJ・SQとの共催
連載権獲得を掲げる賞
作画・原作担当の輩出を目的とする賞
ギャグ漫画を募集する企画
その他
Remove ads
新人漫画賞
新人漫画賞は、かつて『少年ジャンプ』で行われた月例の漫画賞[6]。
漫画雑誌で新人作家の漫画を募った最初の賞であるとされる。4代目編集長後藤広喜によると、後発だった『少年ジャンプ』は人気作家獲得の上で不利だったため、始まったとしている。この新人漫画賞は手塚賞・赤塚賞や月例新人漫画賞につながっていく。ただしこの頃は応募数が30~50程度と少なく、後藤は「ラクガキみたいな出来の作品」もあったが、それが結果的に「敷居が低い雑誌」と見られ、野心ある若い才能が結集したのかも知れない、としている[7]。
|
|
|
ヤングジャンプ賞
要約
視点
ヤングジャンプ賞は、1970年頃から1979年頃にかけて行われた『週刊少年ジャンプ』で行われた月例の漫画賞[9]。
4代目編集長の後藤は、この頃から秋本治(山止たつひこ)・江口寿史らが発掘され、賞の成果が出てきたとしている[7]。
|
|
Remove ads
フレッシュジャンプ賞
フレッシュジャンプ賞は、かつて『週刊少年ジャンプ』で行われた月例の漫画賞。フレッシュ・ジャンプ賞、フレッシュ★ジャンプ賞とも表記された[15]。
|
|
Remove ads
ストーリーキング
ストーリーキングは、漫画原作担当の志望者募集を目的とした漫画賞。1998年 - 2005年に『週刊少年ジャンプ』によって行われた[22]。
- 略称〈部門〉M:マンガ部門、N:ネーム部門、C:キャラクターデザイン部門、S:作画部門
- 〈発表号〉は、全て『週刊少年ジャンプ』
|
|
|
Remove ads
ストキンP&ガリョキンP
ストキンP&ガリョキンPは、作画担当と原作担当の志望者をそれぞれ募集する部門別漫画賞。2014年に『週刊少年ジャンプ』によって行われた。
|
|
ストキンPro&ガリョキンPro
要約
視点
ストキンPro&ガリョキンProは、作画担当と原作担当の志望者をそれぞれ募集する部門別漫画賞。不定期で開催中。
- 〈発表号〉は、全て『週刊少年ジャンプ』
|
|
Remove ads
Gカップ
要約
視点
Gカップは、ギャグ漫画に特化した『週刊少年ジャンプ』の新人漫画賞。応募規定ページ数は5 - 11P。ジャンプ作家が応募原稿の審査を担当する。GカップBURSTに引き継がれた。
- 〈賞〉はカップ(杯)。Gが大賞
- 〈発表号〉は全て『週刊少年ジャンプ』
|
|
Remove ads
キャラバンカップ
Remove ads
ジャンプ次世代マンガ賞
ジャンプ次世代マンガ賞は、かつて週刊少年ジャンプの増刊号『ジャンプLIVE』(集英社)→『少年ジャンプ+』(集英社)と『となりのヤングジャンプ』(集英社)の共同開催で行われた漫画賞。
Remove ads
Jスタートダッシュ漫画賞
Jスタートダッシュ漫画賞は、週刊少年ジャンプの漫画賞。Twitterでも投稿できる。不定期で開催中。
物語冒頭の『描き出し』『つかみ』に特化しており、ページ数は3~7。未完やネーム段階でも投稿可。初回は松井優征が優秀者と共に冒頭以降の漫画の内容を考えると謳われた[28]。
学校課題投稿漫画賞
学校課題投稿漫画賞は、週刊少年ジャンプの漫画賞。Twitterでも投稿できる。不定期で開催中。
美術系・芸術系の高校・大学・専門学校に通う皆様が対象の漫画賞です。学校の課題で作った作品を投稿する、ページ数制限なし。初回は週刊「少年ジャンプ」編集部が審査します。
社会人少年漫画賞
社会人少年漫画賞は、週刊少年ジャンプの漫画賞。
社会人の漫画家志望者に向けた新たな漫画賞です。ページ数は15~55。
「ウィッチウォッチ」の篠原健太、「食戟のソーマ」の原作担当の附田祐斗、「約束のネバーランド」の原作担当の白井カイウ、「マッシュル-MASHLE-」の甲本一が審査します。
ジャンプスポーツ漫画賞
ジャンプスポーツ漫画賞は、週刊少年ジャンプの漫画賞。
「スポーツ」を題材にした漫画賞です。ページ数は15~55。
読者の人生を変えるようなスポーツマンガの誕生を目指したマンガ賞で、審査員として「SLAM DUNK」の井上雄彦、「アイシールド21」の原作担当の稲垣理一郎、「黒子のバスケ」の藤巻忠俊という豪華作家陣のほか、米大リーグのロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が参加することが発表された。
ジャンプ次世代バトル漫画賞
ジャンプ次世代バトル漫画賞は、週刊少年ジャンプの漫画賞。不定期で開催中。
ジャンプの王道「バトル漫画」の新時代を切り開く才能を見つけ出す一度きりの漫画賞です。ページ数は47以下。
バトルを題材とした作品を募集するマンガ賞で、「BLEACH」の久保帯人、「僕のヒーローアカデミア」の堀越耕平、「ブラッククローバー」の田畠裕基、「呪術廻戦」の芥見下々という豪華作家陣が審査員を務める。佳作以上の受賞者は週刊少年ジャンプ(集英社)で将来連載することができ、単行本発売の際に審査員4人から1人を選んで帯に推薦コメントをもらえる。審査員担当編集者が担当につき、作品作りをサポートします。
その他の賞
どの賞を受賞したか不明確なもの。
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads