トップQs
タイムライン
チャット
視点

都南ビル

ウィキペディアから

都南ビルmap
Remove ads

都南ビル(となんビル)は、横浜市中区吉田町に所在する建築物である。

概要 都南ビル, 情報 ...

歴史

1921年大正10年)12月17日、神奈川県内の23行の貯蓄銀行と4行の普通銀行貯蓄部を統合し、横浜市弁天通に都南貯蓄銀行設立。1923年関東大震災ののち、1928年昭和3年)に吉田町に移転、1930年には本店ビル(現在の都南ビル)が竣工した[3]。1945年に都南貯蓄銀行は横浜興信銀行(現在の横浜銀行)に統合されたが、本店ビルは継承されなかった[4]横浜大空襲での大きな被害は免れ、戦後は1945年10月2日から1955年7月22日までPXの写真工場として接収された[5]1954年から静岡中央銀行横浜支店として使用されたが、2005年5月9日に磯子区丸山に移転した[6]

建築

Thumb
首都高速側のエントランス

関内駅方面から吉田橋を渡った先の右手。野毛町方面へ向かう吉田町通りと、首都高速の堀割に沿った山下長津田線に挟まれた一角に位置する。設計は山口為蔵。鉄筋コンクリート構造の地上6階建てで[2]スクラッチタイルの外観が特徴的である。首都高速側のエントランスとその上の2階バルコニーは、壁面とは異なった方を向いている[1]。屋上にはかつて多聞酒造ネオンサインがあり、撤去された現在も台座が残る。1階にはウナギ料理店[7]、2階以上には建築家の事務所などが入居する[8]

脚注

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads