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鍵開けキリエと封緘師
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『鍵開けキリエと封緘師』(かぎあけキリエとシギルムス)は、池田朝佳によるライトノベル作品。「監獄砦」と呼ばれる建物を舞台に、主人公らの冒険を描くファンタジー小説シリーズ。イラストはさんば挿。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より2009年12月から2011年1月まで刊行された。
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ストーリー
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大陸の内陸にある小さな町に住む少年キリエは、鍵開けの才能を持っていた。町中の錠前を開けてしまった彼が開けられないものは、7歳のときに見つけた金色の箱だけで、その箱を開ける方法をいつも考えている。
夏祭りの日、妹のミドリカに誘われて、キリエは「監獄砦」と呼ばれ恐れられている建物に行く。監獄砦の錠を開けて中に入ると、奥には「大統領」と名乗る、全身を鎖で巻かれた謎の美女がいた。キリエは、大統領が住んでいる檻が、箱と同じく開けられないと気づく。監獄砦で大統領と会ったあと、キリエは、箱を開ける力を身につける。金色の箱を開けると、中からひとりの少女が現われた。少女は、自分のことを「魔法使い」と呼ぶ。キリエは、箱を開ける能力によって、失われたはずの魔法「封緘術」を蘇らせることになった。
キャラクター
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- キリエ・エリンカ
- 天才的な鍵開けの技術を持つ少年。7歳のとき、先祖代々の納屋に入って、開けられない「封印の小箱(アルカ)」を見つける。それ以来「封印の小箱」を持ち歩いていたが、監獄砦で大統領に出会ったあと、箱を開ける能力を持つようになる。人付き合いは苦手。
- 大統領(プレジデント)
- 長い灰色の髪に紫の瞳を持ち、全身が鎖に巻かれている美女。監獄砦の囚人で、本名は不明。砦の奥にある尖塔の天辺に住んでいる。キリエの力に興味を持つ。
- リュリュ
- 監獄砦で大統領に仕えている看守の少女。人間離れした能力を持ち、監獄砦に来るキリエを邪魔者扱いする。
- ミドリカ・エリンカ
- キリエの妹。心優しく、兄とは正反対に活発な少女。キリエと監獄砦に行った日にウィヌムを助ける。
- ウィヌム
- キリエの「封印の小箱」から出てきた少女。黒い髪に黒い服の人形のような姿をしている。ミドリカと仲良くなり、封緘術(シギルム)を使えると話す。
- リット
- キリエの友人。人とあまり付き合わないキリエを遊びに誘う。
- ジニィ
- 封緘師の素質をもつ少女。封緘術を習うためにキリエの町に来た。
- サイモン
- キリエの町に来た若い教師。
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用語
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既刊一覧
長編
- 池田朝佳(著)・さんば挿(イラスト)、富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全3巻
- 『鍵開けキリエと封緘師 小箱は開くのを待っている』、2009年12月19日発売[1]、ISBN 978-4-8291-3471-9
- 『鍵開けキリエと封緘師 モラトリアム・ミッドサマー』、2010年5月20日発売[2]、ISBN 978-4-8291-3520-4
- 『鍵開けキリエと封緘師 そして世界の開く音』、2011年1月20日発売[3]、ISBN 978-4-8291-3602-7
短編
- ドラゴンマガジンに掲載。
- 『鍵開けキリエと封緘師 監獄の一日』 (2010年1月号掲載)
- 『鍵開けキリエと封緘師 大統領の秘め事』(2010年5月号掲載)
- 『鍵開けキリエと封緘師 ミドリカの食卓』(2010年7月号掲載)
関連書籍
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脚注
関連項目
外部リンク
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