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関美和

日本の女性翻訳家 ウィキペディアから

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関 美和(せき みわ、1965年2月 - )は、日本の翻訳家、ファンドマネージャー。杏林大学外国語学部准教授[1]。甥はチロルチョコ株式会社代表取締役社長、松尾製菓代表取締役社長の松尾裕二

経歴

福岡県田川市出身。実家はチロルチョコで知られる松尾製菓[2][3]。1988年慶應義塾大学文学部卒業。2013年慶應義塾大学法学部卒業。電通、スミス・バーニー(現シティグループ証券)勤務を経て、ハーバード・ビジネス・スクールMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行を経てクレイ・フィンレイ投資顧問東京支店長等を務めた。

2009年より翻訳を始めて10年間で約50冊を訳した[2]。同じ頃離婚しシングルマザーとなる[3]。『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(日経BP/共訳)『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』(ダイヤモンド社)『ゼロ・トゥ・ワン──君はゼロから何を生み出せるか』(2015年ビジネス書大賞受賞)、WIRED誌元編集長クリス・アンダーソン著『MAKERS──21世紀の産業革命が始まる』等の翻訳を手掛けた[4][5]

2021年5月に、同年生まれで同じくハーバード出であるキャシー松井ゴールドマン・サックス証券元副会長)、村上由美子経済協力開発機構前東京センター所長)とともに、日本初のESG重視型グローバルベンチャーキャピタルファンドの「エムパワー・パートナーズ・ファンド」を始めた[2][6]

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脚注

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