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阿賀野川釜ノ脇橋梁
福島県喜多方市にある鉄道橋 ウィキペディアから
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阿賀野川釜ノ脇橋梁(あがのがわかまのわききょうりょう)は、福島県喜多方市の阿賀川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の鉄道橋である。
概要
岩越線(現・磐越西線)の山都駅 - 野沢駅間の延伸工事に伴って1913年(大正2年)に完成した。荻野駅 - 尾登駅間の阿賀川に架かる全長158.8 mの橋梁である。
建設当時、この付近の阿賀川にはダムが無く、深い谷間に水深が15メートルもあり、速い流れで中央に足場が作れないため、中央部のトラスはジョン・ワデルが提案したカンチレバー式架設工法(張出し式架設工法)、すなわち両側のトラスより少しずつ橋を延伸し、橋の中央で双方を連結する方法で架設された、日本初のカンチレバー架橋である。
また、阿賀野川徳沢橋梁、阿賀野川深戸橋梁に関しても、架設地点の水深・流量・流速が大きいため、カンチレバー式架設工法を採用しており、かつ経費削減を図るために3橋梁とも共通設計となっている。
2016年に「磐越西線鉄道施設群」の一部として、土木学会選奨土木遺産に選ばれる[1][2]。
構造
中央部の1支間が単線下路式曲弦プラットトラス(ピン結合)、残り2支間が単線下路式プラットトラスである。トラスはアメリカン・ブリッジ製である。
周辺
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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