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阿部一司

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阿部 一司(あべ かずし、1946年[1]10月6日[要出典] - )は、アイヌ民族活動家。元北海道アイヌ協会副理事長。アイヌ政策推進会議構成員[2]などを務めている。 

執筆、講演などの際は阿部ユポ[3]という名前を使うことがある。北海道鵡川村(現むかわ町)萌別生まれ[4][5]

人物・活動

  • 40歳頃からアイヌの活動を始める[6]
  • チュチェ思想研究会の創立メンバーの一人[7]
  • 金正恩著作研究会の共同代表[8][9]
  • 21世紀自主フォーラムの世話人副代表[10]
  • 金日成・金正日主義研究165号に「先住民族としての誇りある生き方を代を継いで」という挨拶文を寄稿[11]
  • 2014年10月11日、一般社団法人日本考古学協会主催で「先住民族としてのアイヌ-北海道アイヌ協会の活動と国内外の動向-」 と題する講演を行う[3]
  • 2015年、北海道日本ハムファイターズの「北海道は開拓者の大地」という空港広告に、「歴史や国際的な動きをもっと勉強してほしい。人権への配慮がなく、まだわかってもらえないのかと情けなくなった」と発言[12]
  • 政府が進めるアイヌ民族の遺骨返還運動に賛成[13]
  • 国連広報局が作成する、「アイヌの人々:日本の先住民族」と題する動画の取材に協力[14]
  • 北海道のSTVラジオで毎週日曜に放送されている「ほっかいどう百年物語」の書籍化シリーズの「北海道命名150年記念 ほっかいどう百年物語 上巻」の監修を務める[15]
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家族・親族

  • 札幌アイヌ協会の副会長を務める多原良子は実妹[16]
  • 父は元鵡川町議、元北海道ウタリ協会副理事長の阿部政司
  • 多原香里は姪。

アイヌ関連事業

2020年2月に行なわれた「第71回さっぽろ雪まつり」において、札幌アイヌ協会が受託するはずの事業の一部が、阿部一司の実妹の多原良子副会長が主宰する団体「メノコモシモシ」で受託されていたという事実が発覚し、幹部による不透明な金の流れを、複数の理事が実名で告発する異例の事態が発生している[16]

主な著作

  • アイヌ研究の現在と未来(共著・北海道大学出版会 2010.3)
  • イランカラプテ アイヌ民族を知っていますか?――先住権・文化継承・差別の問題 (共著・明石書店 2017/5/22)

脚注

関連項目

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