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陸軍指揮幕僚監部

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陸軍指揮幕僚監部
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陸軍指揮幕僚監部(りくぐんしきばくりょうかんぶ、ドイツ語Führungsstab des Heeres)は、かつてドイツ連邦国防省の下で組織されていたドイツ連邦軍の五大指揮幕僚監部の一つで、ドイツ連邦陸軍における最高幕僚機関であった。

概要 設立, 解散 ...

概要

1957年11月に設立され、ノルトライン=ヴェストファーレン州ボンに所在している。総監部は軍人180名と文民職員で構成される。

陸軍指揮幕僚監部は陸軍総監が最高幹部を務める。最高幹部たる総監には陸軍中将があてられ連邦国防大臣を補佐する。副総監にも陸軍中将の階級があてられている。全軍指揮幕僚監部連邦軍総監の下で連邦軍全体の構想の実現と発展に寄与すべく陸軍の各種活動を統制する。

総監部は陸軍の最高機関として機能し、総監部の幕僚は人員・資器材を準備し陸軍の作戦即応性を確保する。これを実現するため総監部の直下には以下のように2つの組織が置かれる。

上記のように現在のドイツ連邦陸軍の組織は大きく二大系統に分かれている。さらに、総監部は陸軍総監および連邦国防大臣が執務不能の際にこれを支援する。

内部組織

陸軍指揮幕僚監部は3つの幕僚部と15の課で構成される。この他に人事業務(Fü H / Pers)と中枢業務(Fü H/Z)を担当する課が総監の直轄系統下におかれている。

  • 第1陸軍幕僚部(Fü H I、人事・教育・組織)
    • 内部統御・人員構造・人事政策業務
    • 人員計画・予備役兵業務
    • 教育訓練
    • 組織・配備・原則業務
    • 部隊および部局編成・戦力および装備証明・個別業務組織
  • 第2陸軍幕僚部(Fü H II、計画・戦力運用・兵站)
    • 連邦軍計画・計画原則および手続
    • 分担金・予算および財務計画・管理
    • 多国籍後方支援・陸軍資材経営・運用支援業務
    • 国際軍備協力・権能統合化能力分析部会・装備業務
    • 陸軍資材準備・運用業務
  • 第3陸軍幕僚部(Fü H III、指導・構想・運用原則)
    • 陸軍多国籍協力・陸軍実働および部隊指揮原則業務
    • 構想および能力分析
    • 陸軍発展および検討研究
    • 陸軍運用任務・陸軍援助・陸軍動員および警戒
    • 陸軍指揮支援原則業務
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主要幕僚

要約
視点

総監についてはドイツ連邦軍陸軍総監を参照。

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脚注

外部リンク

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