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隻手の声
禅の公案 ウィキペディアから
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隻手の声(せきしゅのこえ)、隻手音声(せきしゅおんじょう)とは、白隠慧鶴(1686年-1769年)が創案した禅の代表的な公案のひとつ。
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概要
「狗子仏性」の公案に取り組んだ白隠が、狗子より疑団が得られやすいとして、それに替わる公案として用いたものである[1]。
白隠が修行者たちを前に言った。
「両掌打って音声あり、隻手になんの声やある。隻手の声を拈提せよ」
(「両手を打ち合わせると音がするが、片手にはどんな音があるのか。それを報告しなさい」という意味。「拈提」は、公案の解答を提出することをいう。)
脚注
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