トップQs
タイムライン
チャット
視点
青柳隆志
日本の国文学者 ウィキペディアから
Remove ads
青柳 隆志(あおやぎ たかし、1961年(昭和36年)8月17日 - )は、日本の国文学者、元声優。東京成徳大学教授[2]。星と森披講学習会講師[3]。父は千葉大学名誉教授の青柳雅計[4]。妻は東京成徳大学子ども学部准教授の青柳祐美子[4]。
ディズニーキャラクターのミッキーマウスの元専属声優。
Remove ads
来歴・人物
千葉県千葉市出身。千葉大学教育学部卒業。千葉大学大学院教育学研究科修士課程修了。
1989年(平成元年)、東京成徳短期大学にて国文科講師に就任。同大学助教授を経て、2002年(平成14年)より東京成徳大学人文学部教授に就任。
東京成徳大学では人文学部教授を務め、2019年(令和元年)より人文学部長兼日本伝統文化学科長[5]。2023年(令和5年)、同学部廃止により国際学部国際学科教授に就任[6]。
1999年(平成11年)度・第17回志田延義賞(日本歌謡学会)、2001年(平成13年)度・第19回田邊尚雄賞(東洋音楽学会)をそれぞれ受賞。
2004年(平成16年)、三笠宮崇仁親王、崇仁親王妃百合子に和歌披講を奉呈[7]。
2006年(平成18年)、早稲田大学文学部にて「和歌披講」を大学のカリキュラムとして初めて実践し、披講が芸術科目の一つとして成立することを実証[1]。
専門は漢詩文の朗詠。和歌およびその周辺要素の研究にも取り組んでおり、平安朝の和歌・歌謡を専攻する傍らで平安装束についても研究している。
1991年から2018年まで27年にわたり、副業として、ディズニーのキャラクター・ミッキーマウスの日本語版声優を専属で務めていた。2018年7月以降は降板し、後任には声優の星野貴紀が起用された。
2021年には自身のTwitterにて、2018年7月1日に脳梗塞を発症していたことを明かした[8]。
なお、ミッキーマウス役を降板した際はエリック・ゴールドバーグによるミッキーの色紙がディズニーから贈られており、そこには以下のメッセージが綴られた[8]。
Dear Mr.AoyagiIt's been so much fun talking with you over the years!
Together, We've put smiles on a whole lot of faces!
I sure am gonna miss you!
(翻訳)
親愛なる青柳さん
長い間、あなたとお話しすることができて本当に楽しかったです!
僕たちは一緒に、たくさんの人に笑顔を届けてきましたよね!
あなたがいなくなって、僕は寂しいよ⋯!
Remove ads
著作
著書
単著
- 『日本朗詠史 研究篇』笠間書院、1999年2月。ISBN 9784305701930。
- 『日本朗詠史 年表篇』笠間書院、2001年2月。ISBN 9784305702272。
監修
- 岡田崇花『えんぴつでなぞる・CDで歌える百人一首 手習い・耳習いで覚えられる!!』ナツメ社、2007年11月。ISBN 9784816344022。
共著
- 日本文化財団編 編『和歌を歌う 歌会始と和歌披講 CDブック』笠間書院、2005年9月。ISBN 9784305702944。
論文
- 「「朗詠」という語について ―中国詩文から『和漢朗詠集』へ―」『中古文学』第47巻、中古文学会、1991年5月、61-70頁、NAID 130007610503。
- 「『朗詠集』に見えない朗詠曲 「朗詠譜本」の十曲」『筑波大学平家部会論集』第3号、筑波大学平家部会、1992年3月、21-36頁、NAID 110000526525。
- 「心喪と朗詠」『中古文学』第52巻、中古文学会、1993年11月、21-30頁、NAID 130007651058。
- 「朗詠における禁忌 「雲」の朗詠をめぐって」『筑波大学平家部会論集』第4号、筑波大学平家部会、1994年7月、2-14頁、NAID 110000526528。
- 「中世の「朗詠」 ―『ニ水記』を中心として―」『中世文学』第46巻、中世文学会、2001年6月、53-62頁、NAID 130006341105。
- 「後崇光院と朗詠」『日本文学』第53巻第7号、日本文学協会、2004年7月、32-41頁、NAID 110009896854。
- 「披講作法点描」『文彩』第2号、熊本県立大学文学部、2006年3月、11-17頁、NAID 120006477414。
- 「大永二年綾小路資能筆和歌披講譜をめぐって」『中世文学』第53巻、中世文学会、2008年6月、49-57頁、NAID 130006341276。
- 「山本啓介著『詠歌としての和歌 和歌会作法・字余り歌 ――付<翻刻>和歌会作法書――』」『日本文学』第58巻第6号、日本文学協会、2009年6月、56-57頁、NAID 110010027767。
Remove ads
声優活動
※太字は主役・メインキャラクター。
吹き替え
ゲーム
- キングダム ハーツ シリーズ(2002年 - 2019年、王様) - 12作品[注 1]
- Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ(2011年、ミッキーマウス)
- ディズニー エピックミッキー2:二つの力(2013年、ミッキーマウス)
その他のコンテンツ
- 東京ディズニーリゾート(ミッキーマウス)
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads