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静夜思

唐時代、詩人李白の五言絶句 ウィキペディアから

静夜思
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静夜思(せいやし、中国語: 靜夜思)は、中国時代の詩人李白五言絶句の題名である。「早発白帝城」(中国語:早發白帝城七言絶句)などと並ぶ有名な作品。

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李白

原文

牀前看月光
疑是地上霜
挙頭望山月
低頭思故郷

書き下し文

牀前月光を看る
疑ふらくは是れ地上の霜かと
頭(こうべ)を挙げて山月を望み
頭を低れて故郷を思ふ

現代語訳

寝台の前に差し込む月の光を見て
地上の霜かと思った
頭を挙げては山上の月を仰ぎ
頭を垂れては故郷を思う

版による差異

「看月光」の部分を「明月光」、「望山月」を「望明月」としている版もある。これは詩が大衆化した明代以降、分かりやすく書き換えられたものである[1]現代の中国では統一小学校教科書でこちらを習うため、人気がある。

参照項目

脚注

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