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靴が鳴る

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靴が鳴る』(くつがなる)は、日本の童謡文部省唱歌

作詞は清水かつら、作曲は弘田龍太郎

歌詞

  1. お手(てて)つないで 野道を行(ゆ)けば
    みんな可愛(かわ)い 車になって
    ブーンブンと乗せれば 靴が鳴る
    晴れたみ空にも 靴が鳴る
  2. 花をつんでは お頭(つむ)がさせば
    みんな可愛(かわ)い カエルになって
    歌と踊れば 靴が鳴る
    晴れたみ空にも 靴が鳴る

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概要

幼児がみんなで手をつなぎながら道を歩き、音を鳴らす情景を、カエルになるという擬態化擬人化の逆)表現を含めて描いている。

1919年(大正8年)に刊行された雑誌少女号』11月号が初出である[1][2]。同年9月に作詞、同年9月19日に作曲された[1]

昭和期になり、レコード吹込み用に清水が原作の1番と2番の間に、新たに「蝶ちょ」の歌詞を追加した。この「蝶ちょ」の歌詞は、ニットーレコード(日東蓄音器)版とコロムビア・レコード(日本蓄音器商会)版の2種がある[1]

1947年(昭和22年)の音楽教科書『二ねんせいのおんがく』に掲載された際には、歌詞と楽譜の一部が改変されている[1]

2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれた。

シャーリー・テンプルが日本語で吹き込んだレコードが存在する[1]

作詞者の清水かつらは、この歌のメロディーに歌詞を乗せる形で「幼倶遠足会の歌」を作詞しており、『幼年倶楽部1936年(昭和11年)7月号にて発表された[1][3]

脚注

外部リンク

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