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食感
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食感(しょっかん)とは、食物を口に入れた際に感じる、歯ごたえや舌ざわりなどの感じ。歯で噛んた際に感じる感覚、舌で触れた感覚、口腔内の皮膚感覚、喉を通過する際の感覚など指す。
概要
具体的には歯ごたえ、舌触り、喉ごしなどがある。味覚など他の感覚とともに「おいしさ」を構成するうえで重要な要素を占める。
英語では、味や匂いなど化学的刺激であるフレーバーに対し、堅さや粘性・付着性はテクスチャと呼ばれる。
煎餅、ビスケットなどでは歯ごたえ、グミやチューインガムなどでは噛みごたえ、ゼリーや豆腐などでは舌触り、うどんでは腰(こし)やのどごしなどが重要となる。
具体例
- 硬い系統
- ゴリゴリ - 硬い食感
- ガリガリ - 硬い食感
- カリカリ - 軽い音とともに崩れる
- サクサク - 軽い音とともに崩れる
- パリパリ - 薄くて硬い
- こりこり - 弾力があり、歯ごたえが良い感じ。「こりこりしたタクアン」のように使う。
- 柔らかい系統
- やわらか -柔らかい
- なめらか(滑らか) - 舌触りが滑らかな
- つるん - 滑らか。
- とろける - 口の中で溶けるように柔らかい
- とろっ -少しとろけるような
- とろっとろっ
- 軽い
- ふわふわ - 軽い
- ふわっ
- 弾力系
- ぷりぷり
- ぷるぷる
- ぷるん
- ぷにゅぷにゅ
- しこしこ - 歯ごたえがよく、弾力のある状態。麺類によく使う表現。
- 粘り系
- もったり - 粘り気がある
- もっちり - 粘りがあって、もちもちした感じ
- ねっとり - 水分を含んでいて、舌で滑らかに、べたつき感がある食感。焼き芋の一部の品種はねっとり系として人気になった[1]。
- 他
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英語での種類
各食品の食感の例
- 焼き芋 - ホクホク系、しっとり系、ねっとり系がある[1]。それぞれの食感のファンがいる。
- うどん - 通常、口に入れたときの滑らかさと、噛んだときの歯ごたえがあるうどん、うどん独特のもっちりとした弾力と独特のコシを持つものが、良いうどんとされる。滑らかさやコシは、小麦粉の種類、生地のこねかた、熟成時間、麺の太さ、茹で時間や温度など様々な要因により変化するので、うどん職人は望みの滑らかさやコシを出すために工夫を重ねる。
- グミ - グミの食感は主に「柔らかさ」と「弾力」で特徴付けられる。柔らかいグミは、モチモチとしていて、噛んだらすぐにちぎれるほど柔らかいのが特徴で、一方、硬いグミは、弾力があり、噛みごたえがある。ソフト系グミ(モチモチ、ぷにぷに、ジューシー)とハード系グミ(噛みごたえ、歯ごたえ)に大別される。
- マカロン - 外側はサクサク、内側はしっとりとした食感(あるいはねっとりとした食感)。多くの人がその食感を目当てにマカロンを食べる。マカロンの生地は、アーモンドパウダー、砂糖、卵白が主な材料で、少しの焼き方の違いで食感が変り、ねちねちしたり、固くなったりすることもあり[4]、菓子職人でも望みの食感を出すことに苦労する、食感のコントロールの難しい菓子である。
他
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- 人間の全感覚の中の食感?
人体の感覚は体性感覚と、味覚・嗅覚・視覚・聴覚からなる特殊感覚とに分けられ、体性感覚はさらに触覚、痛覚、温度覚からなる皮膚感覚(表面感覚)と位置・運動・重量の感覚からなる深部感覚に分類される。このうち食感は体性感覚として知覚される。[要出典]
- 摂食過程と食感
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脚注
関連項目
参考文献
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