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高知県知事公邸
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高知県知事公邸(こうちけんちじこうてい)は、高知県高知市鷹匠町二丁目に所在する、高知県の知事公邸。
高知県庁舎にほど近い場所に位置し、同一の敷地の東部分を「公邸」、西側を「私邸」が占める。公邸と私邸は渡り廊下で繋がっている[1]。
1963年(昭和38年)3月竣工。設計者は村野藤吾。数寄屋建築を現代の材料と技法を用いて実現する様式である[1]。建物を雁行配置とするなど[1][2]、桂離宮の写しとされる手法が随所に見られる[2]。また、公邸には南面および北面に庭がある[1]。
公邸・私邸ともに外回りの南面には、竹縁と土庇(どびさし)が設けられており、和風の空間を構成している[1]。また、屋根の意匠も工夫が凝らされており[1]、箕甲(みのこう)屋根の形状を採用[2]、それを支える鉄骨の柱はヒノキでくるむ手法を採っている[2]。「村野藤吾のデザインエッセンスが感じられる名建築」との評価がある[2]。
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脚注
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