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黒田古墳群

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黒田古墳群(くろだこふんぐん)は、埼玉県深谷市にある古墳群である。深谷市指定史跡[1]

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黒田古墳群
黒田古墳群
所在地点

概要

荒川河岸段丘上に立地し、帆立貝形古墳と円墳30基以上で構成されていた。1987年(昭和62年)にさきたま資料館が実施した調査では、消滅した古墳を含め22基が確認されている。古墳群の発掘調査は1974年(昭和49年)に古墳址を含む円墳15基で行われ、1977年(昭和52年)にも円墳2基と古墳址1基で行われている。現存する古墳は1977年(昭和52年)4月1日付けで花園町(当時)指定史跡に指定された。

主な古墳

  • 黒田2号墳
    前方部を西南西に向けた帆立貝形古墳。残存長33メートルであるが、前方部は大きく土取りされており、築造時の全長は41メートルあったことがわかっている。周溝からは形象埴輪片(人物・馬)が発掘されている。6世紀末の築造[2]
  • 黒田17号墳
    • 直径22メートルの円墳で、幅約6メートルの周溝が巡る。主体部は川原石を用いた胴張りのある横穴式石室で、全長5.24メートルである。副葬品は、大刀1、七窓鐔1、2、鉄鏃10、刀子2、耳環1、ガラス製小玉46以上が出土した。なお墳頂部から高さ97.4センチメートルの完形の大刀形埴輪が出土しており、1993年(平成5年)3月10日付で埼玉県有形文化財に指定された。6世紀末の築造[2]

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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