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黒真珠
バラの園芸品種の1つ ウィキペディアから
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黒真珠 (くろしんじゅ) は、バラの園芸品種の1つ。1988年に日本で、鈴木省三によって作出された[1][2]。代表的な黒バラ・パパ・メイアンよりも更に黒いバラ[1]。2019年現在流通している黒バラの中で最も黒い花色の品種の1つである[3]。


ハイブリッド・ティー (HT) 系の四季咲き・横張り性のモダンローズ[1][2]。花枝は強く横に張り出す[3]。交配種は、Josephine Blues× ( Aventure×マリア・カラス ) ×Cara Mia[4][注 1]。樹高1.5m、株張り100cmの大株に育つ[1]。半剣弁高芯咲きまたは剣弁抱え咲きで、花径は9-10cm[1][2][4]。HT系としてはやや小ぶりな花が咲く[2]。花弁数は20-25枚[4]。元々、花弁の数が少ないが、高温期には花弁数が更に減り一重咲きになることもある[5]。また、時々花が奇形化する[3]。花が開くスピードは速く、すぐに花芯が露出する[3]。花付きはよい[1]。花もちは中程度[3]。花の香りは微香[1]。黒バラは花が日焼けしやすいが、黒真珠では起こりにくい[1]。花色は気温の低い時期程黒くなる[3]。暖地では花型が乱れるが、寒冷地ではきれいな形を保つ[1]。耐寒性・耐暑性は普通[6]。葉は明るい緑色で、やや小ぶり[4]。棘が多いので、風が強いと葉がこすれて傷む[3][2]。耐病性は中程度なので、一定の防除をするほうがよい[3]。非常に丈夫で初心者にも育てやすいとの評は多い[6][5]。英語圏ではBlack Pearlの別名で流通している[4]。黒真珠を片親にして作出された品種に「鵜匠」がある[3]。
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脚注
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