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龍宮街道

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龍宮街道(りゅうぐうかいどう)は、北海道紋別郡湧別町登栄床にあるである。龍宮街道には龍宮台展望公園があり、サロマ湖およびオホーツク海を一望できる展望台が設置されている。

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龍宮の碑と龍宮街道
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龍宮街道から望む砂嘴サロマ湖
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龍宮台展望公園の位置

公園には「龍宮の碑」があり、この地を命名した詩人大町桂月の歌碑も建立されている。

名称の由来

龍宮街道は湧別町の市街地から緑地等管理中央センター・レイクパレス(公共宿)や三里浜キャンプ場へと続いている一般道道であり約12キロメートル (km) ある観光ルートとなっている[1]1921年(大正10年)に湧別町登栄床(三里浜)の海道に訪れた歌人である大町桂月は、オホーツク海とサロマ湖の景観に魅せられ、この地へつながる砂州を「龍宮へ続く道」と感銘したことから名付けられた[1]。龍宮の碑には、行啓記念碑、桂月の歌碑、皇太子妃の歌碑、龍宮之碑が設けられている[2]

石碑には、第5回全国豊かな海づくり大会による皇太子皇太子妃行幸記念碑、次に桂月の歌碑、後ろに皇太子妃の歌碑「砂州越えて オホーツクの海 望みたり 佐呂間の水に 稚魚を放ちて[3]」とあり、奥に龍宮之碑が置かれている[2]

歌碑

大町桂月の歌碑に書かれている内容は次の通りである[4]

奇花異草天空きかいそうてんくうに接す

馬跡輪痕川ばせきりんこんかわの字に通る

百里の狭洲波浪の裡きょうすはろう うち

恍然として疑う是龍宮に到るかと

ここには珍しい草花があり、天空に接しているようだ

馬車の通った跡は、川の字のように残っている

長く狭い洲は、波浪のなかにある

この景色を眺めていると恍然として、龍宮へ続く道かと疑ってしまう

脚注

外部リンク

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