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龍谷の森
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龍谷の森(りゅうこくのもり、英語:The Ryukoku Forest Research Facility)は、滋賀県大津市に存在する龍谷大学の里山林である。瀬田丘陵に位置し、龍谷大学瀬田キャンパスに隣接している。
概要
1994年に龍谷大学によりグラウンド用地として購入された。しかし、オオタカの生息が確認され、開発に反対する署名運動が行われるなど保全に向けた動きが強まった。このことから大学執行部はグラウンド造成を断念。「当分の間、隣接地を環境教育を含む教学的利用の場として活用する」とし現在に至る[1]。
針広混交林の二次林であり、コナラやアカマツが優占する。1999年の報告では、植物179種、哺乳類 8種、鳥類48種、昆虫386種の生息が確認されている[2]。菌類では、新種のリュウコクヒメベニタケが林内から発見され、その名称の由来になっている[3]。
林内には森林観測タワーや森ラボ、バイオトイレといった設備が整備されている[4]。
龍谷大学の学生・教員により教育・研究の場として利用されている。また、関西菌類談話会等の市民研究団体や「龍谷の森」里山保全の会の活動の場にもなっている。小中高等学校の生徒も利用する[4]。
環境省により生物多様性保全上重要な里地里山[5]や自然共生サイト[6]に選定されている。
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沿革
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関連項目
脚注
外部リンク
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