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105/26 レイノーサ榴弾砲
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105/26 レイノーサ榴弾砲(スペイン語: Obús 105/26 Reinosa)は、スペインのレイノーサにあるラ・ナバル社が1943年から製造し、数十年間にわたりスペイン陸軍で運用された105mm榴弾砲シリーズの総称。
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1943年型
105/26 レイノーサの初期デザインは、スペイン内戦時に反乱軍側で運用されたドイツ製のleFH18榴弾砲と酷似していた[1]。1943年以降に製造された砲は、砲身下部に駐退機、上部に複座機を持ち、水平鎖栓式の閉鎖機を備える点はleFH18と同様だが、揺架はやや短く、防盾や駐退機・複座機などの設計には違いがあった[2]。
1948年型
1943年型と似ているが、金属製の車輪を装備する[3]。
1950年、1953年、1958年、1958年R型
これらのモデルでは、複座機が砲身下部の駐退機と一体化され、マズルブレーキが追加された点が特徴である。各モデルの弾道は、他のモデルとは異なっていた[4][5][6]。
運用者
スペイン陸軍では、歩兵旅団の標準野砲として105/26 レイノーサ榴弾砲を使用し[7]、後継のL118に代替されるまで運用した。1950年代後半にはイフニ戦争で実戦投入され[8]、1960年時点では1943年型を276門、1950年型を264門を保有していた[9]。2016年時点でも、セゴビア砲兵学校で訓練に使用されている姿が確認されている[10]。
ドミニカ共和国陸軍では、2024年時点で12門が運用中である[11]。
脚注
参考文献
関連項目
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